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驚くべき魚の習性!熱帯魚が水槽から飛び出す原因と対策方法!

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2022年8月20日更新

 

こんにちは ご訪問ありがとうございます。

 

熱帯魚ショップでお気に入りの魚を購入して自宅の水槽に入れて、さてこれからゆっくりと育てていこうと思っていたら、数日の間に水槽の隙間から飛び出してしまった経験はありませんか?

 

今回お伝えしたいことは『エッ!知らなかった』と思われる魚の持っている驚くべき習性について調べて解った内容です。

 

実は魚には飛び出せる場所が見えています!

 

『隙間が有るから飛び出してしまうんだろう』と単純に考えてしまいがちですが、実は隙間から飛び出してしまう原因は魚の持つ習性や本能に大きく関係しているようです。

 

水槽から飛び出してしまう魚達にはいったいどの様な習性や本能があるんでしょうか?

 

この記事で詳しく見て行きたいと思います。

 

目次

 

 

 

 

新しい環境で魚が落ち着かない

 

購入したばかりの魚は、部屋の風景や近くを歩く人の姿等の環境に慣れるまである程度の日数が必要になります。

 

一般的に新しい環境になれるまでは三日程かかると言われています。

 

特に小さい魚等は周囲を把握出来ないことが大きな不安材料となるために、照明の点灯や僅かな振動にも反応して驚いて飛び出してしまうことになります。

 

環境に慣れずにおびえている証拠です。

 

以前私が飼育していたグッピーも購入して2日目に飛び出してしまいました。

 

お気に入りの美しいブルーグラスだったんですが、水槽内で観ることが出来たのはたった1日でした。

 

新しい場所を探している

 

野生の環境では狭い場所で閉じこもっていない性質を持っている魚の場合、ワイルドのスネークヘッドやポリプテルスのように乾季に伴う渇水と戦っている魚等は生息地の水場が減ってくると、水から出て移動を試みます。

 

近くにもっと水深が有り安全な場所へと移動しようとするのは自然界を生き抜く魚達にとって当然の行動と言えます。

 

私も以前購入したばかりのパルマスが本当に狭い隙間から飛び出してしまい、まだ表面が乾燥しきっていなかったので、直ぐに水槽内へ戻しましたが、時既に遅しでした。

 

一方、流れのある場所に住む川魚も、岩ひとつ超えて上流へ行ったら、今いるところより広くて豊富な餌場があるのではないかと水の落ち口を探して上流をめざす行動をします。

 

水槽のフィルターから流れ出る方向に魚が飛び出す事が多いのはこの上流側をめざす本能のためではないかと言われています。

 

隙間が飛び出す場所を教えていた

 

水槽の上部にはヒーターのコードや給排水ホース等の通るスペースがどうしても必要になります。

 

そのホース類を通している水槽角には、ガラス蓋をしても狭い隙間が出来ることはよくあります。

 

通常セットした状態では、水槽蓋とホース類の隙間は1センチ位は空いていると思います。まさかこんな狭い所から魚が飛び出さないだろうと思いがちです。

 

この小さな隙間こそ要注意なんです!

 

一見飛び出し難そうですが、魚達にとっては絶好の脱出場所になってしまいます。

 

蓋がない水槽では、魚達から見えるのは、はるか遠い部屋の天井です。

 

もともと狭い場所から飛び出す習性の魚であれば何時でも飛び出すと思いますが、そうではない種類の魚達は、かえって飛び出したりしません。

 

どれ位飛んだら外に出られるのか、距離感が掴めてないので飛び出し難いことになります。

隙間があるから距離を目測

 

ところが、蓋がしてあって、しかも狭い隙間から外が見えていると、魚の目にも焦点が合わせ安くなります。

 

これが脱出出来る場所と魚の目に写ります。 

 

水面から蓋の隙間までどれ位の距離が有るかを魚が目測するようになるため簡単に飛び出してしまう訳です。

 

しかも自然界であれば上流で収穫が無ければまた戻って来ますが、水槽で飼育されている魚は一旦飛び出してしまったら帰って来ません。

 

これが他の魚達に、上流で収穫があったのかも知れないと勘違いさせて、後から他の魚も飛び出してしまうという、負の連鎖の引き金になってしまう場合もあります。

 

つまり、狭い場所こそ魚にとっては最も飛び出しやすい場所になっている訳です。

 

 

この辺をよく理解して、水槽の隅にはラップを詰めておくなど細かい隙間も埋めて置く対策をしておくことが大切です。

 

特に水の流れ込み側にある隙間はしっかりと対策しておくことで、購入したばかりの大切な魚の飛び出しを防ぐことが出来ます。

 

魚の野生での習性をよく知っておくことが、飛び出し防止に対して一番参考になるのかも知れません。

 

具体的な飛び出し対策 

 

ポリプテルスの飛び出し対策に関する記事の対策を簡単な図で書いてみると下記のようになります。

 

魚が壁伝いにジャンプしてもシリコンホースのR形状に当たり外に飛び出す事が出来ません。

 

ホース自体も柔らかいので魚に傷を付ける心配をしなくてもすみます。

 

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上記の関連記事はこちらです↓ ↓ ↓

 

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まとめ

魚の飛び出しは、ただ闇雲にジャンプして、たまたま飛び出したのではなく、魚が飛び出せる場所をきちんと見極めて、水槽内から飛び出しているということを飼育している側が理解して、可愛い魚が飛び出してしまうことを上手に防いで行きましょう。

 

ここまでご精読ありがとうございました。 

 

 

 

シリコンチューブを使って水槽から魚の飛び出しを防ぐ簡単な方法!

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2022年6月14日更新

 

今回の記事ではこれから熱帯魚の飼育を始めようと思っている方、新たに魚を購入しようと考えている方に、オールガラス水槽の隅から魚が飛び出さないようにシリコンチューブを使った簡単な方法をご紹介したいと思います。

 

この記事はオールガラス水槽をお使いの方を対象にした改善事例ですので、枠有水槽をお使いの方は、関連記事をご覧下さい

 

目次

 

 

 

ガラス蓋の角に隙間が出来る

 

水槽の中で枠有水槽とオールガラス水槽では、上部の構造が違います。

 

枠有の場合は、樹脂製の枠が水槽の上にしっかりと被せられているため、その上に乗せるガラス蓋が枠内にピッタリとはまり隙間が出来にくい構造になっています。

 

そのため下から魚が這い上がるように泳いで来てもそのまま飛び出てしまうことはありません。

 

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一方でオールガラス水槽の場合は上部に枠が無いために、ガラス蓋を乗せる部分にどうしても隙間が出来やすく、稚魚や小型の魚等は飛び出しやすい構造になっています。

 

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私が愛用しているコトブキレグラスR900は前面が90に曲げてある水槽なのでどうしても上部に乗せるガラス蓋との隙間が出来てしまいます。

 

魚が飛び出し易い場所

 

ポリプテルスのような底物は水槽の壁面を這いあがるように泳ぐことが良くあります。

 

特に前面の折り曲げられられたガラス面の内側から隙間付近に頭を打ち付けるような泳ぎ方をしているのをよく見かけます。

 

グッピー等の小型の魚でも飛び出しがありましたが、やはり水槽の壁面からの隙間が原因でした。

 

ガラスをシリコンチューブで挟む

 

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そこで、オールガラス水槽の上部にシリコンチューブを被せるように取り付ける事でガラス蓋との隙間を無くすようなくふうをしました。

 

この方法はとても簡単でチューブを立てに切り、ガラス水槽の上部を挟むように被せていくと丁度ガラス蓋との隙間が無くなるくらいにピッタリとはまります。

 

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なぜシリコンチューブを使うかと言えば、材質的に柔らかいのとガラス面にピッタリと張り付くように取り付けが出来るのでこれを使っています。

 

普通の外部フルター等で使われている透明のビニールチューブ等でも代用出来るとは思いますが、加工性等を考えるとシリコンがおすすめです。

 

水槽に合わせたチューブ選び

 

私が使っているレグラス900Rはガラス厚が10mmなので太めのチューブを使っています。

↓ ↓ 

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ガラス厚が薄い場合は細目のチューブでもいいと思います。

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まとめ

 

オールガラス水槽とひとくちに言っても、大きさやガラスの厚み等さまざまなので、使っている水槽にあわせてチューブを選ぶ必要があります。

 

他にも色々なアイデアでセンス良く飛び出し防止をされている方も沢山みえると思いますが、チューブを縦に切って手っ取り早く簡単に取り付ける方法もアリかなと思います。

 

いづれの方法にせよ買ったばかりの魚が飛び出してしまうことだけは防ぎたいですね。

 

 

関連記事 

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PSB水質浄化栄養細菌を使い始めたら水がピカピカ魚も元気に!!

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2023年1月19日 更新

 

今回の記事は、熱帯魚飼育をされている方、これから熱帯魚を飼いたいと思っている方へ、水槽の立ち上げからお魚の飼育環境維持改善に実際に効果のあった生きたろ過バクテリアPSBの導入体験をお話しさせていただきます。

 

私が飼育しているポリプテルスパルマスポーリーが最近底に沈んだままで元気がなかったところ、PSBを使うようになってから水槽内を元気良く泳ぎ回るようになり、同じようなことで悩んでいる熱帯魚ファンの方にPSBの良さをお伝えしようと思います。

 

PSBとは?PSBの効果は?そんな疑問をお持ちの方の参考になればと思います。

 

目次

 

 

こんな方におすすめです

 

・水槽内にろ過バクテリアを入れたいけどどれを選んだらいいのか?

 

・水替えしてるのに魚の元気がないので何をすればいいのか?

 

・新規水槽立ち上げを早く出来ないか?

 

・水換えの頻度をなるべく少なくしたいけけどいい方法は?

 

現状の把握(魚の元気がない)

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長年飼育しているポリプテルスパルマスポーリーが最近底の方に居て殆ど動かない。

 

30㎝位に成長しているので大きくなると底の方にいて落ち着くのかとも思っていましが、何となく元気がない。

 

水換えは1回/2W 半分入れ替えを定期的に実施している。

 

ジェックスメガパワーのろ過タンク清掃も最近済ませたばかり。

 

飼育上の問題点

 

この一週間くらい前から飼育しているパルマスポーリーが何となく元気がない。

 

何時もと違う事をやったと言えば、ろ過タンクの清掃で、普段通り水替えもやっているのに何故か?

 

理屈では解っていたつもりでも掃除のし過ぎにより安定していた水質のバランスが崩れてしまった可能性があります。

 

メガタンクの底に溜まっているものはバクテリアなので捨てないようにというショップの方に教えてもらったことを思い出しました。

 

きれいに掃除をしてしまったメガパワーのろ過タンク内。

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水替えもやって、ろ過タンクの掃除も同時進行したので、環境変化でバクテリアにダメージを与えてしまったかも知れません。

 

水質の安定には、ろ過バクテリアが活発に活動している必要があるのに、水換え+ろ過タンクの掃除が、パルマス達の体調にまで影響を与えてしまったと推察しました。

 

※ろ過タンクの掃除は飼育水で軽く洗う程度に!

 

水質浄化栄養細菌の導入

 

過去にも水質安定用にいろいろなバクテリアを試してみましたが、目に見えて効果が有ることを実感出来る物には出会えませんでした。

 

今回いろいろリサーチしてみた結果、水質浄化栄養細菌(光合成細菌)PSBという商品を試してみることにしました。

 

何故PSBにしたのか特徴や水質悪化を防止する過程を見ていきたいとおもいます。

 

PSBの特徴

 

・水中に溶け込んだ有害有機物を分解する生きたバクテリアです。

 

・生物ろ過作用を促進しますので水質が安定し水換えや掃除の回数を減らす事が出来ます。

 

・必須アミノ酸、核酸、ホルモン、ビタミン等を多く含んでいますので魚のエラや皮膚から摂取され魚の栄養源となります。

 

・有害有機物を分解しながらチッソ固定を行いなすので水草の成長を促進します。

 

PSB!正のスパイラルで水質安定化

 

新たに導入する以上は、効果が期待出来そうな根拠となる情報を集めをしてみました。

 

PSB水質浄化栄養細菌(光合成細菌)は好気環境(酸素の有る場所)では光合成により増殖し水槽内で増えて行きます。

 

嫌気環境(酸素がない場所)自然界ではヘドロの中、熱帯魚飼育環境下では目の詰まりかけたろ過曹などでは硫化水素を分解します。

 

光合成細菌は他の微生物の餌になるために、立ち上げ直後の水槽に光合成細菌を入れておくと光合成細菌を餌にして多くのバクテリアが発生するので水槽の立ち上がりを早くすることが可能です。

 

通常水槽内はポンプによって酸素を含んだ飼育水が常に循環していす。

 

PSB(光合成細菌)は光合成で酸素を出しながら増殖して他の微生物の餌になります。

 

砂利や、濾過槽が目詰まり等をおこしたりすると嫌気環境になるため猛毒の硫化水素を発生させる微生物が活動を活発化し始めます。

 

このような魚を飼育するうえで悪い環境下においては硫化水素を分解する光合成細菌が大活躍します。

 

したがって、日頃から光合成細菌を水槽内に入れておくことで水質悪化を防止する、正のスパイラルが回転し始めることになります。

 

嫌気環境硫化水素発生⇒すぐに光合成細菌が硫化水素を分解除去水質悪化防止 

 

一般的に硫化水素を分解する微生物は硫化水素が発生した後から発生してくるので光合成細菌を入れていない水槽環境下では、硫化水素分解バクテリアが発生するまでにかなりの時間がかかるためにその間に水質が悪化してしまいます。

 

つまりPSBは新規立ち上げの水槽にも、濾過槽が詰まりかけている水槽にも効果があると言うことになります。

 

これなら使ってみる価値がありそうだと思いポリプテルスの水槽に入れてみることにしました。

 

PSBを使ってみた感想

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私が使っているのは2.1Lサイズの物で100ccのおまけ分がお得だと思っています。 

 

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水替えとろ過タンクの清掃をやって3日目にPSBをポリプテルス飼育水槽(900×450)に投入してみました。

 

使い方は使用方法により水替え時に90cm水槽なら180cc投入。

 

その後は一日1回10ccを入れています。

 

PSBを入れて2日目くらいから底に沈んでばかりのポリプテルスが水槽内を元気に泳ぎ回るようになりました。

 

この記事を書いている間も元気よく泳いでいるパルマスポーリーを見ると嬉しくなりました。

 

追記

PSBを使い始めてから水の汚れ具合が少なく、夏場でも1回/2Wの水替えで充分ピカピカの水をキープしています。

 

 まとめ

飼育する魚の種類によって水質維持管理は多種多様ですが、水換えを基本にバクテリアにダメージを与えないようにくふうする事が大切だと思います。

 

PSBは、新規の水槽立ち上げから、水質が悪化しそうな飼育環境下でも効果を発揮する優れものだと思います。

 

魚の元気がない時に是非使ってみてほしいと思います。

 

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外部フィルター ジェックスメガパワー 手間を掛けないメンテナンスのポイント!

 

熱帯魚ファンの皆さん  こんにちは

 

今回の記事は、私が愛用している外部フィルタージェックスメガパワーの手間を掛けないメンテナンスのポイントについてお伝えします。

 

目次

 

 

 

糸くずが発生しない掃除道具

 

水槽の内面を掃除した後で、細かい糸屑が水中に入り込み、ポンプのインペラーに巻き付き異音が発生してしまった事がありました。

 

キーンと言うような吸い込みを阻害している音が出てくる場合はポンプを外してインペラー部分の羽根や軸の部分を綺麗に掃除します。

 

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せっかく掃除をした後で異音が発生では意味がありません。水槽ガラス面を掃除する時は、糸屑等が発生しない物を使う事で、後から余分な手間の掛からないメンテナンスが出来ると思います。

 

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排水パイプの流速が弱くなった

 

ろ材や給排水タップ、ホース内面の汚れが溜まってくると流速が低下して排水の勢いが低下してきます。

 

この現象のままにして置くと水の循環が悪くなり水質の悪化に繋がるために、各部分の分解掃除が必要になります。

 

給水・排水パイプ内やタップ内部の汚れは分解してホース内側を掃除出来る長い専用のブラシを使います。

 

このあたりも、早めのメンテナンスで大きな手間を掛けないことに繋がります。

 

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ろ過タンク清掃時の注意点

 

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外部フィルターを定期的に掃除してみると底部分には、ドロドロになった一見汚れのように見えるものが堆積していますが、これは熱帯魚飼育には不可欠なろ過バクテリアが溜まって出来たものです。

 

私がよく出掛けるショップの方に教えていただいた話ですが、ろ過タンク底に有るものはバクテリアなので、捨てないように!

 

ろ過タンク内のリング濾材にもバクテリアが沢山付着しているので掃除をする場合は軽く飼育水ですすぐ程度にしておきます。

 

タンク内や濾材を水道水でジャバジャバ洗ったりすると、水道水内に含まれる塩素によってバクテリアが死滅してしまい、せっかく安定していた水槽の飼育環境が立ち上げ時に逆戻りしてしまう恐れがあります。

 

ろ過タンク内部を見ると綺麗に洗いたくなりますが、ここは注意が必要です。

 

生物ろ過のバクテリアが居なくなると、水が白濁したり何時まで経っても水槽の水が濁ったままになってしまします。

 

タンクの底にたまったものは残して、リングろ材を軽く飼育水で洗う位にとどめておくのが魚達にとっての住みやすい環境を維持するコツになります。

 

定期的な水換えをしていればメンテは殆ど不要

  

私が飼育しているポリプテルスの水槽は3ヶ月以上ろ過タンクの掃除はしていません。

 

勿論ですが水替えは平均して2W/1回位は半分程度行っています。

 

水流やポンプの異常等が発生していなければ、ろ過タンク内のバクテリアがフル稼働して水槽内の環境は維持されいると判断しています。

 

ろ過タンク内は全てリングろ材 

  

ジェックスメガパワーを購入すると数種類のろ材がタンク内に重ねて入っています。

 

飼育する魚や水草等によっても違いますが、ろ材は定期的に交換が必要とされています。

 

私の場合はろ過タンクの中は大き目のリングろ材のみしか入れていません。

 

そのためにろ材の目詰まりによる流速低下等は殆ど発生せずメンテナンスフリーに近い状態が維持出来ていると思います。 ※これは私の飼育環境での参考です。

 

外部フィルター内に入れているリングろ材に付着したバクテリアがしっかりと働いていることを証明している結果だと思っています。

 

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まとめ

①清掃後に糸屑の吸い込みで異音を発生させないように掃除道具に注意します。

 

②流速が弱くなったら送排水パイプの内面を掃除します。

 

③ろ過タンク内の掃除時の注意点について、タンク底面の泥は残す。

 

以上ジェックスメガパワーの手間を掛けないメンテナンスのポイントについてお伝えしました。

 

 

ジェックスメガパワー水中ポンプの汎用利用・給、排水タップの再生!

2021年1月27日更新

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こんにちは ご訪問ありがとうございます。

 

今回ご紹介する内容は、私が愛用しているジェックスメガパワーに於ける水中ポンプの汎用利用、給・排水タップの再生利用に関するくふう事例を、関連する記事と併せてお伝えして行こうと思います。

 

1215用のメガタンクに9012用の水中ポンプを使う等、 ジェックスメガパワーをお使いの方には必見の記事内容になっていますので、是非チェックしてみて下さい。

 

目次

 

 

 

現在使用中の外部フィルター機種

 

・ジェックスメガパワー1215 ジェックスメガパワー9012を各1台使用しています

 

ジェックスメガパワーの特徴

 

 ・外部フィルター本体を水槽の直ぐ横に設置出来ること。

 

水中ポンプが水槽内に有るため、水面が外部フィルター上面よりも低い状態でも難なく運転が可能な事が上げられます。

 

ジェックスメガパワーは置場所を選ばないと言うことです。

(水槽の横 水槽キャビネットの下等何処でもOK)

 

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水位の関係から水槽台の下に外部フィルターを置く必要がないので、水槽と外部フィルターが横並びにスッキリ収まり私的には大変気に入っています。

 

・スタート時に呼び水操作等の必要がありません。

 

ジェックスメガパワーは水中ポンプが水槽の中にあるため✳電源スイッチONで即運転出来ます。

 

・ポンプ掃除等の手入れがとても簡単

 

給排水タップを外せば水中ポンプとタンクが完全に分離するため簡単に綺麗に掃除が出来ます。

 

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これまでのくふう事例

 

・外部フィルターの超静音運転

※夜間の運転でも全く気にならないレベルに改善

 

・熱帯魚水槽の保温対策

※冬場の保温対策で効果を確認

 

・丈夫な水槽台の作り方

※象が乗っても潰れないほど頑丈

 

・水中ポンプの救急処置

※手入れが簡単なことを証明

 

 

水中ポンプの汎用的利用

 

ジェックスメガパワーのポンプは1215と9012ではタンク容量の違いに合わせてポンプ自体の大きさも必然的に変わってきます。

 

購入したメガパワー本体1215をそのまま使用すると当然大型の水中ポンプを使います。

 

しかしここで再び私なりの水中ポンプ使い方のくふうと改善が出て来ます。

 

どんなくふうをしたか?

 

そのヒントはジェックスメガパワー用給水用のホース内径は1215も9012も同じだという事です。

 

つまり、ホース内径が同じであれば1215用の給水タップから繋ぐ水中ポンプは9012用の小さい水中ポンプ(MP-9PS)でも汎用的に使えるという事です。

 

※本来1215用の水中ポンプ型式は(MP-12PS)

 

くふうの具体的事例

(こんな使い方も出来ますね、と言う感覚での事例です)

 

120㎝水槽に使っているメガパワー1215用タンクに予備で購入しておいた「ワンランク小さい中ポンプMP-9PSを取り付けています。

 

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くふうによる効果

 

・MP-12PSの消費電力 

 60Hz 27.5W 

 

・MP-9PSの消費電力 

 60Hz 19W  

 

約30%の節電効果

 

・濾過タンク自体は大きいので濾過能力については使用実績5年を見る限り問題は無く、水中ポンプ自体が小さい分運転音も非常に静かです。

 

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 給排水タップの再生(応急処置)

 

ジェクスメガパワーの給水・排水タップ部分は、初期取り付け時に無理な力を入れてしまうとタップ内部に亀裂が入ってしまう時が有りました。

 

※プラスチックのタップは肉厚が薄く出来ているので慎重に作業します。

 

これは私が初めてメガパワーをセットアップしようとしている時の失敗事例ですが、タップにホースを取り付ける時にホース内面に何も付けずにタップに差し込んだために途中から入らなくなり、亀裂を入れてしまいました。

 

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最初にタップにホースを差し込む時は滑りやすくする目的で水か薄い油をホース内面に塗ればスンナリと力も入れずに入ります。

 

そこで亀裂の入った部分は使えないので、ホース自体を熱湯の中でふやかしホース締め付けナットのネジ部分まで膨らんだホースをはめこみホースバンドで固定しました。

 

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セットアップ時なので、タップの予備もなく考えた末の苦肉の策でしたが、そのままでずっと使い続けています。

 

絶対失敗しないボールタップとホースの接合作業

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これは再生と言うより応急処置と言った方が適切かも知れませんね。

 

 以上、私が使っているジェックスメガパワー使い方のくふうについて

 

水槽関連のくふう事例を含めてお伝えさせていただきました。

 

まとめ

 

熱帯魚飼育で必要な各種機器は其々のメーカーさんで購入したものを、説明書のとうりに使えば何の問題は無いと思いますが、ひと工夫すれば、更に自分にとって使い易いものに生まれ変わります。

 

アイディアやくふうを活かして快適な飼育環境にして行きたいですね。

 

ジェックスメガパワーご使用中の方への参考になれたらと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

関連記事

分解清掃と組立時の注意点について

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保温効果抜群!デコパネを使った水槽のバックスクリーンづくり!

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2022年6月23日 更新

 

熱帯魚ファンの皆さんこんにちは

 

皆さんお持ちの水槽にはどの様なバックスクリーンを使っていますか?

 

今回の記事はホームセンターにあるデコパネを使った熱帯魚水槽のバックスクリーンづくりについての内容です。

 

水槽の大きさに合わせてカットするだけで簡単に出来上がります!

 

目次

 

 

 

市販のバックスクリーン 

 

一般的にペットショップ等に置いてあるバックスクリーンは、薄い塩ビ製のフィルムで、水草など様々なデザインを選べるようになっています。

 

ショップ内では小さく巻いた筒状で販売されていますね。

 

使う時にはフィルムを平面にするため、巻いてある方向とは反対に巻き戻して使う必要があります。

 

巻き戻し状態で輪ゴムで固定しておいても、平らにするにはかなりの時間が掛かります。(お湯で温めておくと早いかも知れません)

 

水槽を立ち上げてみたけど、仕上げのバックスクリーンが上手く付ける事が出来なくて困っている方、空気層で浮き上がってるけど我慢して使っている方もみえるかも知れません。

 

デコパネを貼ったバックスクリーン

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現状の問題点

 

➀巻いてある状態の塩ビ製フィルムを完全な平面にするのが難しい。

 

➁水槽背面又は内面に密着させて貼り付けるには、カンコツが必要で手間が掛かる。

 

目標の設定

 

※巻き戻し等の手間が要らない、大きさを合わせるだけで簡単に使えるバックスクリーンを手作りしたい。

 

対策案の検討

 

材料撰び

 

購入した段階で平面になっている商品の選択、どの商品がコスパ敵に有利か?

 

・規格寸法でカットされているアクリル板・綺麗だか高価△

 

・カラーダンプラ(バックスクリーンで使うならブルー)・見た目がイマイチ△

 

・発砲ポリスチレン製のカラーボード・色も大きさも揃っている◎

 

※加工し易い発泡ポリスチレン製デコパネに決定

 

 

対策実施

 

ホームセンターに置いてある発砲ポリスチレン製のカラーボード[色は薄いブルー]を購入。

 

購入した物の大きさが90cm×60cm幅を45cmにカットして背面に取り付けました。

 

商品名デコパネのサイズは

A1 900×600

A2 450×600

A3 225×300

 

 背面だけではなく、側面にも同じ物を購入して使用しています。

 

我が家で使用している90センチ水槽(パルマスポーリー)のバックスクリーンに使っているものです。

 

取り付け自体は簡単で、必要な大きさにカットしたらセロテープ等で四隅を簡単に貼り付ければ完成です。

 

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効果の確認

 

加工が簡単なので、水槽のどの部分にでも取り付ける事が可能です。

 

残ったものを水耕栽培等の側面断熱材に応用して使うことも出来ます。

 

取り付け後のハガレやズレが全く無いのて、見た目も凄く綺麗てす。

 

材質が発泡ポリスチレン製なので、冬場の保温効果もあります。

 

水槽蓋に乗せておけば更に断熱効果が上がると思います。

 

関連記事

 水槽・フィルター・ヒーター・エアポンプ・ろ材・餌等

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まとめ

 

以上、ホームセンターで売っている発泡ポリスチレン製のボードで簡単にバックスクリーンを作る事ができます。

 

もちろん他の材料でも作れますが加工しやすいものがベストだと思います。

 

 尚、現在使用している塩ビ製のバックスクリーンが、水槽面に密着していないことでお悩みの方は、ベニヤ板等の厚めの板等で後部を押さえるように固定すれば、浮き上がりは防止でき、見た目もスッキリすると思います。

 

新たにバックスクリーンを手作りされる方、既存の塩ビ製を綺麗につけ直したい方は少し手を加えてみませんか?

 

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熱帯魚用水中ポンプ異音時の救急処置『ジェックスメガパワー』

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2024年3月14日 更新

 

夜中に水槽からの異音が気になる事ってありませんか?

 

ようやく眠ろうかなと思っていた矢先に、時々水槽の方からキューンというような小さい音が聞こえて始めてきました!?

 

昼間は気が付かなかった音が、静まり返った夜間になった事で断続的に聞こえてくるようになったみたいです。

 

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そんなに気になる程の音でもないんですが、気にし始めると些細な音が段々耳障りになってきて、結局は眠るのをずらして調べ始めてしまいした。

 

まずは 発生源を調べるために、排水パイプ付近の水の流れを点検しました。

 

吐出穴の位置を変えてみたり、ノズルを上下にずらしてみましたが、状況は変わりません。

 

 

 

次は水中ポンプを停止して確認してみました。

 

ポンプを停止すると音が消えるので、発生源は120水槽の水中ポンプが原因と断定。

 

 

 

早速、ヒーターと水中ポンプの電源を切りポンプの分解点検を行うことにしました。

 

ジェックスのメガパワーなので、分解はとても簡単で給水側のタップを緩めて取り外すだけでOKです。

 

 ポンプ内部は異常ありません

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ポンプのインペラーが入っているキャップを外し、インペラーを引き抜くと中には細かい糸クズがインペラーの回転軸に絡みついていました。

 

ポンプの蓋は軽く引っ張ると簡単に外れます

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昨日水槽の水換えと掃除をした時に水槽の内面を拭き取るのに使用した柔らかい布の糸くずが吸い込み口から吸い込まれてしまったのが原因のようです。

 

インペラーの羽根の部分を持って持ち上げます

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従来は、マイクロファイバー製のものを使っていたんですが、昨日はたまたま近くにあったもので代用したために水槽内に巻き込んでしまったようですね。

 

軸の下側に巻き込んでいた糸屑

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トラブルが発生する時って、必ず何らかの変化点があります。

 

何時もと違うものを使ったり、使い方を変えたりしたりすることが大抵原因になります。

 

夜中だし、さっさと片付けたくてポンプの内部を拭いて組み立て、試運転を行ったところ異音は完全に無くなりました。

 

作業そのものは、ポンプの取り外し・インペラー分解清掃・組み立て試運転でおよそ15分弱の作業でした。

 

 

 

長年使い続けているジェックスの水中ポンプですが、メンテナンス性は抜群だと思います。

 

やはり、水中ポンプが独立している事が簡単に手入れが出来る決め手になっています

 

今回の掃除は3ヶ月振りですが、インペラーの内部には思った程の汚れが無く、異物を吸い込まなければノーメンテでした。

 

ポンプの掃除で音も静かになったので安心して休めます。

 

高性能のジェックスメガパワーですが、もう少し点検頻度を短くしようと思いました。

 

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熱帯魚水槽の保温対策(水槽本体・濾過槽 )

2021年2月9日更新

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熱帯魚ファン・生き物ファンの皆さんこんにちは 

 

いつもご訪問ありがとうございます。

 

これからの寒い季節には暖房が切れている朝晩の時間帯では室内の温度も下がり熱帯魚水槽のヒータースイッチが入る時間は年間を通じて一番長くなります。

  

そんな季節で気になるのが熱帯魚水槽や濾過槽の保温対策ではないでしょうか?

 

水槽内はヒーターとサーモスタットで温度管理されているため、水温が下がれば自動的に加温されるので心配はありません。

 

しかし、室内の暖房が切れた時間帯は周囲の気温にさらされている水槽本体やフィルターは冷たい空気で常に冷やされているため、何らかの保温対策が必要になって来ます。

 

保温対策とひとくちに言っても。お住まいの地域や、水槽の規模によってその対策方法は様々だと思います。

 

そこで今回は現在私が行っている保温対策について、水槽本体・濾過槽・水槽蓋に分けてそれぞれの対策内容をご紹介したいと思います。

 

目次

 

 

 

保有水槽の概要

 

※管理している水槽は120㎝×45㎝1本 ・90㎝×45㎝1本

 

※満水時の水量    120㎝水量243L 90㎝水量157L  

 

※実際の水量はこの60%にしています。(理由は飛び出しや地震等による漏れ水対策です)

 

※ヒーターは2本の水槽共に、ニッソーの300W 1本を使用しています、温度設定は27℃。

 

水槽本体の保温方法

 

①120㎝水槽は普通の枠有なので、外周全てを薄いアクリルの板で囲いテープで固定しています。

 

この方法は、以前ベランダに120㎝水槽を置いていた時に実施していた保温対策です。

 

枠有水槽は枠の外周とガラス面とに5㎜程の段差(隙間)があるため、この空間をアクリル板で密閉することで保温効果をねらっています。

 

ペアガラスをイメージしていただければ判りやすいかと思います。

 

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アクリル板は普通にホームセンターで購入出来ますが、気持ち値段が高いです。

 

塩ビ板ならお値打ちです

 

1200×450×450の水槽なら前面と後面だけなら2SETでOKです。

↓ ↓ ↓

 

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➁一方、90㎝水槽はオールガラスなので、側面と後面には発砲スチロール系の5㎜厚の板とプラダンを重ねて保温しています。

 

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 このカラープラダンを背面にはると保温+バックスクリーンの代用にもなります。

↓ ↓ ↓

 

IRIS(アイリスオーヤマ) プラダン 910X910X4 ナチュナル PD994NT 【5枚入り】

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➂どちらの水槽も6年前に設置する段階で水槽下面には防震と保温効果のためにゴム板とクッション性のある床材を敷いています。

  

濾過槽の保温(使用しているのはジェックスメガパワー9012・1215)

 

濾過槽はプラスチック製で円筒形なので新聞紙と併せて遮光断熱用のアルミシートを濾過槽本体に巻き付けて保温しています。

 

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 濾過槽自体、常に水槽内の水が循環しているため、水槽本体の保温対策と併せてここを保温しておくのは効果大と思います。

(オーバーフロータンクの濾過槽はここにヒーターを設置しています)

 

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オールガラス水槽枠の保温

 

水槽蓋とガラス受けとの隙間から温められた空気がなるべく逃げないようにシリコン製ホース(透明のビニールホースなら何でもOK)でガラス上部全体を包みこむように挟み置きます。

 

(何故透明かと言うと、水槽上部に色物が有ると見栄えが気になります)

 

お鍋の蓋をちゃんと置くのと同じですね。

 

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以上、水槽本体・濾過槽・水槽枠の保温対策についてご紹介させていただきました。

 

保温材料はホームセンターや100均等、何処にでもある簡単な材料で構いません。

 

身近にあるものを使われてみたらいかがでしょうか。

 

保温対策に伴う予想効果

 

消費電力の効果に関しては実測したデーターを伴っていませんが、

 

上記のような対策を行うことで冬場の節電には一定の効果が期待できると思います。

 

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間欠運転のヒーターではありますが、600wのヒーター(水槽2台)を0N OFFする間隔が広くなっていることは間違いありません。

 

小さい水槽から大型水槽まで、いろいろ応用が出来ると思いますので、

 

熱帯魚水槽の保温対策を検討されている方はぜひお試しいただけたらと思います。

 

熱帯魚ファン・生き物ファンの方の目に留まりましたら幸いです。

 

まとめ

 

水温が下がると熱帯魚は急速に元気がなくなります。

早めの対策を行い水槽内・濾過槽の保温を安く効果的に進めていましょう。 

  

 

絶対に潰れない頑丈な水槽台の作り方

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2024年2月28日 更新

 

 熱帯魚ファンのみなさん こんにちは

 

120㎝水槽も余裕で乗せることが出来る自分だけの丈夫な水槽台を作ってみませんか?  

 

追記内容

 

・組み立て順序①~⑩を図解

・万一への備えに吸水マット

   

熱帯魚飼育で使っている水槽って、かなりの重量がありますが、今の水槽台で大丈夫かな?チョット強度面で不安になるなと思っている方も多いと思います。

 

※水槽置台を自分で作りたいと思っているけど難しそう。

 

※水槽台の高さは低くても良いから、頑丈なものが欲しい。

 

そんな方に、ホームセンターで購入出来る安いパイン材で簡単に作れる木製水槽台をご紹介したいと思います。

 

耐震性能も含めて圧倒的な強度と安心感 

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目次

 

 

 

手作りの丈夫な水槽台

 

一般的に水槽台は椅子に座った姿勢で見る高さに設計されている様に思います。

 

 市販品には木製の物や鉄製の薄いアングルで組み立て式のもの等、様々な仕様、タイプの違う物が沢山有ると思います。

 

 もちろんメーカー品の水槽台は十分な強度、耐久性を持っているものばかりです。

 

 今私が飼育しているアロワナの水槽は120㎝で、普通の枠有のものです。

 

 120㎝水槽ともなると、水量も240リツトルを越え、水槽本体だけでも30㎏以上はあるため総重量は270㎏以上に達するとても重たい物を水槽台に乗せることになります。

 

 私の場合は、低い位置に座ってゆっくり鑑賞したいと思っていたので、自分に合った水槽台を作れないかと考えていました。

 

しかし、そんな重たい水槽を部屋に置くとなると、床下の強度も気になります。

 

 やはり水槽台本体をどの様な形や構造にすれば見易くて強度的にも満足を得られるものが出来るか検討し、自分で納得出来る水槽台を作る事にしました。

 

 この時点で素人の私が考えると、おそらく過剰強度の物が出来上がりそうな予感がしていました。

  

独自の設計コンセプト

 

①どんなに重たいものを乗せても潰れない強度を持ったものにする。

 

※材料を重ね合わせて接着するログハウスをイメージした組み立て工法!

 

➁床との設置部分の面積を出来るだけ広く取り加重が集中しない構造にする。

 

③座椅子に座って鑑賞するのに丁度良い位の高さで40cm以下程度とし、横幅は水槽の幅よりも10㎝位は余裕を持たせること(横ズレ防止の取り付けに必要)

 

④可能な限り耐震性を持たせる工夫をすること。

 

 以上4つの設計コンセプトで製作準備に取り掛かることにしました。

 

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水槽台本体材料の手配

 

初めに全体のイメージ図を作成して、縦・横・高さを決めて設計図面を引きました。

  

次に本体の構造物となる材木を購入するためにホームセンターに向かいました。

 

一般的に何処のホームセンターにも置いてあるパイン材で厚みが38㎜、横幅が89㎜、長さ3600㎜の材料を10本購入して図面に従ってカットを依頼しました。(ホームセンターで1000円前後/本)

 

カット依頼寸法

➀長さ900㎜×12本(天板になる部分) ※幅900㎜の水槽台2セット分の材料

 

②長さ534㎜(水槽幅45㎝よりも84㎜余裕あり)×48本 ※(水槽台2セット分)

 

組み立て順序を図解

 イメージ画像を追加しました。

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※幅900mmの水槽台を2台製作して横並べしたものです。

 

※90cm水槽単体でも使えるのと、1500cmまでなら外部フィルターも乗せられます。

 

とにかく強度は抜群なので、圧倒的な安心感があります。

 

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組み立て手順①~⑩ 

 

➀足になる部分(材料長さ534×38)を8本横に重ね合わせて木工用のボンドで接着

 

※38㎜×8本で304㎜、プラス天板の厚み38㎜で合計342㎜、この寸法が水槽を置く高さになります。(座椅子に座って鑑賞する高さを想定

 

※8本重ね合わせた物を1SETとして(足の部分になる)全部で6SET組み立てます。

 

➁天板になる材料を(長さ900㎜×横幅89㎜)床に横置きに6本並べて(幅を534㎜)ボンドで接着(ズレない様に専用の冶具で固定しておきます)

 

➂天板の接着が乾燥するまで1日待って、足になるセット品を3個均等間隔で並べ、天板になる板の上に置きボンドで接着します。

 

➃接着が乾燥したら、一旦反転させて長いコーススレッドで天板と足をになる部分を固定します。(Makitaの充電式インパクトドライバーが活躍)

 

天板の上から足になる部分を長いコーススレッドなどのデッキ材を固定するネジで締め付け完全に天板を接合させます。 

 

 天板の上から長いコーススレッド等で足の部分に固定

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ネジ締めにはドリルドライバーかインパクトドライバーがあると簡単に作業が出来ます。

 

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※この組み立てにより、上からの加重に対しては完璧と言える強度が確保出来ました。

 

⑤もう一度反転させて足になる部分の両サイドになる内側部分を頑丈なL字金具で補強して横方向からの加重にも耐える様にしました。

 

⑥補強が完了後に上下を180度回転させると、水槽を置く天板が上向きになります。

 

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⑦水槽をセットする前に長さ1200㎜で横幅500㎜、厚さ20㎜の平板を置き完全な平面を確保しました。※建築用の水準器で平行確認

 

⑧水槽の下面にはゴム板を敷いて振動に対して横滑り防止措置を行いました。

 

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⑨水槽本体が振動で前方にずれて来るのを防ぐために木製のストッパーを製作してボルト付けしました。

 

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⑩水槽の上面から下面までを荷役用のベルトを掛け、水槽台の上板に穴を明けてU字金具で固定しました。

  

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トラックに荷物を載せて固定用のロープでズレ防止をしているイメージです)

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※以上のような材料寸法は、作られる方がご自分の用途に合わせて自由に決めていただくことで、自分だけのオリジナル水槽台が出来上がると思います。

 

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設置後8年目の感想

 

※圧倒的な強度を持った水槽台を作ったことで、見ていても安心感が有ります。

 

最初に予想した通りの過剰強度の水槽台になったわけですが、自分の設計コンセプトに沿って作り上げたことで満足しています。

 

万一への備えに吸水マット

 

耐震に対する工夫点では、水がなるべくこぼれないように、水位を60%にしています。

 

又、万一こぼれた場合に備えて、給水マットを水槽台の下に敷詰めています。

 

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お風呂場で使うような、マイクロファイバーの足マットも水分を即効で吸収するので大変役にたちます。

 

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※大きな地震には当然耐えられるようなものではありませんが、自分で出来ることは精一杯やっておくことが熱帯魚管理者にとって大切ではないか思いました。

 

 長々と書きましたが、手作り水槽台がどなたかの目に留まりましたら幸いです。

 

まとめ

 

今回ご紹介した丈夫な水槽台は、上部からの加重や、横揺れによる水槽のズレ等にも対応出来るように設計した、安心して使える一生物の水槽台です。

 

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外部フィルターを超静音運転する方法 !

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こんにちは ご訪問ありがとうございます。

 

2024年3月21日 更新

 

外部フィルターの運転音が気になりませんか?

 

この記事は、私が長年使用しているジェックスメガパワーで、より静かな運転環境を作り出すために、ろ過タンクと水中ポンプをホースで直結させた外部フィルターの運転音が気になる方必見の改善事例です

 

本日、水槽の水換えを行った後で水中ポンプのスイッチを入れたところ運転音の静かさをあたらめて実感しました。

 

目次

 

 

 

現状の把握

 

➀熱帯魚飼育歴は13年目。

 

②飼育中の魚はポリプテルスパルマス・ポリプテルスデルヘッジの2匹。

 

③濾過器はジェックスメガパワー9012。

 

④水替え頻度は夏場1回/1週間 冬場1回/2週間位で実施。

 

飼育環境における問題点 

 

頑丈な手作り水槽台の上に設置してある90㎝水槽の真横に外部フィルターを置いているが、夜間になると運転音(ウオーンというような振動音)が気になり始めた。

 

おそらく水中ポンプの回転振動がポンプを水槽内で保持しているブラケットやホース同士を繋ぐジョイント等を通じて水槽の表面に伝わり音が発生していると推察した。

 

目標の設定

 

夜間でも運転音が気にならない位(限りなく無音)のレベルまで静音対策をしたい。

 

※ジェックスメガパワー自体元々運転音は静かではあるが、更なる静粛性を求めたい。

 

解析(原因の追究)

 

音の発生原因と思われる箇所を調査

 

水槽内面に吸盤で取り付けられている水中ポンプを受けているブラケットからポンプ本体を外して音の状態を確認(水槽内に手を入れる時は電源を切る)

 

調査結果1

 

ブラケットから水中ポンプを外して、ポンプを水槽の床面に置いた状態で電源再投入結果は音はかなり小さくなった。

 

 調査結果2

 

給排水ホースの連結ジョイント部が水槽上面に接触していたためホースの位置をずらして運転音の状態を確認。

 

ホース連結ジョイントが水槽上面に接触してない状態が一番運転音が静かになった。

 

調査結果1・2を踏まえた対策内容

 

対策1 水槽内面に吸盤で取り付けられていた水中ポンプを差し込むブラケットを撤去

 

対策2 給排水ホースの連結ジョイントを外しメガタンクのタップ部分から水中ポンプまでをホースで直結させた。

 

 

※ホースの長さは水槽の高さや大きさに合わせて決めて行きます。

 

直結した時に水中ポンプが水槽下面に着き、メガタンクのタップ部分と自然に円弧になるくらいの長さに調整。 

 

※追加対策としてメガパワー本体の下にはクッション性の高いマットを敷き、水槽上面のホース接触部分には柔らかいシリコン製のホースを縦割りにして咬ませ微振動を防止

(トップ画像で確認)

 

ブラケットをはずして水槽底面に水中ポンプを乗せるゴムの吸盤を敷いた。

 

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水中ポンプの回転振動をブラケットやホースの中継によって水槽ガラス面に伝えないようにすることが静音運転を実現させるポイント。

 

ガラス蓋や水槽上面に給・排水ホースの一部を接触させないように取り回しをくふうすることで、微細な振動音の発生を防げた。

 

対策後の効果確認

 

深夜に水槽全面に来て、耳を水槽面にかなり近づけないと運転音が聞こえない位に静かになった。

 

目標であった『限りなく無音に近い状態』が実現した。

  

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まとめ

 

今回お伝えした内容な、外部フィルターの更なる静音目指した改善事例です。

 

外部フィルター  ジェックスメガパワーをお使いの方は是非お試し下さい。

 

運転音が静かになって音に敏感なポリプテルス達もストレス無しに水槽内を泳ぎ回っています。

 

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