こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事は、水耕栽培容器に定植して2週間が過ぎたスイカ苗の成長と、このタイミングでやっておくべき親蔓の摘芯と子蔓の誘引作業・実付きを良くするトマトトーンの散布・プリンスメロンの仲間入りについてお伝え致します。
目次
親蔓の摘心
スイカの苗を植え付けて2週間もすると本葉が7枚~8枚位に成長して来ます。
この位のタイミングで親蔓を摘心(成長点を指で摘み取る)して子蔓を伸ばします。
何故親蔓を摘心するか?ですが、子蔓を伸ばした方が成熟した雌花が咲きやすく、雄花にもしっかりと花粉が付きます。
成熟した雌花と雄花の花粉は人口授粉をする場合に最も重要なポイントになります。
つまり、子蔓を伸ばしてしっかりとした雌花と雄花を咲かせる事で結果的に着果量も増えて沢山収穫出来るようになります。
今年は、苗を3株植え付けたので、目標としては12個収穫を目指しています。
子蔓の誘引
もう一つやっておくべき作業が有ります。それは伸ばした子蔓を上の支柱に誘引する作業です。
子蔓を高い位置にある支柱に誘引する目的は、空中栽培をするためで、スイカの葉裏までしっかりと日光を当ててアブラムシ等の害虫を避けるために行います。
又、着果した実全体に太陽光が当たるようにする事で甘くて美味しいスイカを収穫する事が出来ます。
培養液濃度と根張り具合
又、スイカの親蔓摘心のタイミングで、水耕栽培容器内の培養液濃度の確認と根張り具合を見ておきます。
培養液の濃度は定植時と比較すると苗が肥料を吸収した分だけ濃度も若干ですが低下して来ます。
定植時の培養液濃度EC値で0.7
植え付け2週間後の濃度EC値で0.6
液肥が低下しているようであればこの時点で定植時の濃度で培養液を追加します。
ネットポットの脇から白い元気な根が沢山出ているようであればOKです。
蓋を開ければ根張り具合が直ぐに確認出来るのも手作り栽培容器の特徴です。
急な冷え込みに注意
順調に育って来たスイカも、寒さには敏感でとてもデリケートです。
昨日は朝の気温が8℃まで低下したせいか、一時的に本葉が萎れてしまいましたが、気温が上がるにつれて回復して今朝は元気に葉を広げています。
この季節は急に気温が下がる時が有るので、苗が枯れないように注意が必要です。
ベランダであればプランターの周囲をダンプラ等で風よけをしてあげると良いと思います。
実付きが悪いトマトにスプレー散布
ミニトマト
今年植え付けた中玉トマト・ミニトマトは、例年に比べて実付きが良くないので、買い置きしてあったトマトトーンを使いました。
ミニトマトの第一花房の実が着かなかったんですが、トマトトーンを散布したら、第二
花房に小さな実が着き始めました。
花房に毎に1回スプレーするだけで良いので便利です。
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実付きが悪い原因は色々有ると思いますが、培養液の濃度等、植え付けたトマトの品種によっても変わって来ると思いますので、調整しながら見守りたいと思っています。
中玉トマト
大玉トマト
プリンスメロンが仲間入り
スイカやトマトがメインのベランダ菜園ですが、今年は開いたスペースにプランターを追加してプリンスメロンの苗を植え付けました。
まだ植え付けたばかりですが、スイカやトマトと同様に大切に育てて行こうと思います。
まとめ
今回のベランダ菜園便りはスイカの摘心と誘引、根張り具合と培養液濃度管理、実付きの悪いトマトにトマトトーンを散布、プリンスメロンの仲間入りについてお伝えしました。
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