2024年5月14日 更新
こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事は、1昨年の秋に斜面の修復時に行った単管杭の打ち込み作業を振り返り、打ち込み作業用に購入した重さ6㎏の工具と1.8㎏の片手ハンマーでの作業を比較して、打ち込み作業時間や正確性、曲がりの出やすさ等を検証してみました。
目次
作業方法を比較
始めに、重さ6㎏の単管打ち込み工具は単管パイプの外形48㎜がスッポリ収まるように内部に空洞が有り、両手で工具を持ち上げて単管パイプ上部に打ち付けるような仕様になっています。
この工具は足場や体勢が整っている場所であれば何とか使えますが、何しろ6㎏の工具を何度も持ち上げるのは結構疲れます。
一方、1.8㎏の片手ハンマーはパイプの上部のキャップ部分に直接ハンマーを振り下ろしてその衝撃で打ち込みます。大きな釘を地中に打ち込むような要領です。
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斜面や足場の悪い場所での打ち込み
昨年の秋に崩落した斜面の修復に使った単管杭は40本程ですが、全て手作業で行ったためかなりの労力を必要としました。
実際には杭打ち工具を使って打ち込んだのは最初の2~3本で残りは全て片手ハンマーを使いました。
単管杭打ちをした場所はかなりの急傾斜地で足場も悪いため、片手で杭を支えながら曲がらないように少しづつ打ち込んで行きます。
ある程度の深さまで杭が地中に入ったら両手でハンマーを振り下ろして打ち込みます。
この方法で行う方が、曲がりが少なく正確に杭を打ち込む事が出来ました。
地面の固さにもよりますが単管杭を1メートル打ち込むのにキャップ取り付けなどの準備を含めて約10分程かかりました。
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まとめ
単管杭打ちを手作業で行うための工具は色々と販売されていますが、作業する環境によって重い工具が使いにくい場合もありますので、片手ハンマーも併用して作業するほうがお勧めだと思います。
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