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携帯電話等を使ったながら運転は12月から違反点数、反則金3倍に厳罰化
先日のニュースでスマホを操作していた路面電車同士が正面衝突した事故が報道されていました。
路面電車の運転手がスマホ操作に夢中になっていて、前方の安全確認がおろそかになったのが原因です。
乗客に大きな人的被害が無かったのがせめてもの救いだと思います。
それにしても、多くの人命をあずかる運転士がスマホを観ながら運転して事故を起こすなど、如何なる理由が有るにせよ言語道断です。
11月19日の朝も横断歩道を歩きながらスマホを見ていた人が前の人とぶつかりそうになっていました。
今回の記事は、ながら運転・ながら歩行の危険性を再認識し事故防止のために守るべきことを考えていく内容です。
目次
ながら運転事故が倍増
路面電車だけでなく、ながら運転による交通事故も、この10年間に倍増しているという警視庁のデータもあります。
カーナビやスマホ使用等に係わる交通事故件数は2008年度1299件・2018年度2790件。
ながら運転は止めようと常に言われて来たにも関わらず、毎年事故件数は増えるばかりです。
60㎞/hで走る車は、1秒間で17メートルも進むことになります。
一瞬でも脇見をすれば事故が起きても当たり前の状況で車を運転している訳です。
ながら運転は危険だから絶対にすべきではないし、車を運転するものとして当たり前の義務だと思っています。
ながら運転罰則強化
このような背景から12月1日から、ながら運転をしたことに対する罰則が強化されることが閣議決定されました。
反則金も違反点も現在の3倍に跳ね上がります。
罰則が強化されるから、ながら運転をしないという解釈ではなく、あくまでも危険だから止めようと言う事故防止のため注意喚起の方策であることは言うまでもありません。
赤信号で止まるのは、罰金を払わないためではなく、事故を起こす危険があるから止まろうと言う理屈と同じです。
ながら自転車・ながら歩行も激増
一方、ながらスマホが増えているのはドライバーだけではありません。
自転車や歩行者側にも目に余る行為を良く見掛けます。
スマホを見ている時は、画面に集中している事が多いので、他の事が全く見えなくなっている場合が殆どだと思います。
歩いている前方に穴が有ったり、何時もは置いていないはずの荷物等があったりしたら間違いなく事故に繋がります。
また、ドライバー目線から見た場合、交差点で信号待ちをしている時に思うことがあります。
歩行者側の信号が青だからと言うことで、スマホから一瞬も目を離さずに横断歩道を歩く人が居ます。
私から見ると、良く安全確認もせずに横断歩道が渡れるな?と思ってしまいます。
特に、早朝や夕方等は薄暗くて見通しも悪いので、歩行者側も左折して来る車には充分に注意が必要だと思うからです。
横断歩道は歩行者が安全に渡れるために作られたエリアではありますがが、スマホを見ながら安全確認もせずにダラダラ歩く所ではないと思っています。
かも知れない横断が必要
信号の変わり目に、左折して来る車が来るかもしれない。
信号が青になっても、周囲の車が突っ込んで来そうな状況にないか、最低限、周囲の安全確認をしながら渡るべきであると、常々思っています。
車にぶつかったら怪我をするのは100%歩行者です。
だから、自分が怪我をしないために車が止まらないかも知れないと思い安全確認をして渡る事が自分を守るための防衛策だと思っています。
目が離せないのはスマホではなく、周囲の車の動きです。
もうひとつ、スマホを見ながら自転車に乗っている器用な人も見掛けます。
歩行者や車と衝突する危険性が格段に高くなるので、ながら自転車も絶対に止めてほしいと思います。
『危ない!ぶつかるから止めて』と言いたいです。
まとめ
公共交通機関の運転士の方は勿論ですが、車を運転するドライバー、そして自転車に乗る人、歩行者も、ながらスマホは事故を起こす、又は事故に遭う危険性があるため、いかなる場合も絶対に止めましょう。
スマホを観るなら、車を止める、歩みを止める!
移動中のながらスマホは絶対に止めましょう!