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手作りのくふうを活かした日常生活ブログ

ホンマ時計1型薪ストーブ着火から燠火になるまでの焼却作業

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こんにちは ご訪問ありがとうございます。

 

11月中旬、毎年この季節になるとモミジが色付き始めて里山の風景が秋色に変って行きます。

 

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里山には色々な木が自生していますが、桜や楓は比較的色付くのが早く感じます。

 

一方で、主役であるコナラ等は、まだまだ青さを保ったままです。

 

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一昨日は、玉切りにした丸太をネジリくさびを使って薪割りをしたり、倒木の焼却作業をして来ました。

 

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時計1型薪ストーブの底に新聞紙を入れて上に乾燥した小枝を拾い集めて重ねて着火マンで火を着けます。

 

少し燃え始めたら、薪の投入口を閉めて下の空気取り入れ口を開きます。

 

煙突効果で熱い空気が上昇し、ゴーッと下から勢い良く空気を吸い込む音聞こえて来ます。

 

燃え始めた時は、煙突から黒い煙が出て来ます。湿気を帯びた薪等を入れたりすると何時までも黒煙のままで、煙突内にススが溜まり易くなります。

 

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細かく割った薪を追加すると火の勢いが次第に強くなって、煙突から出ていた黒い煙は次第に白い煙に変って行きます。

 

 

火の勢いが強くなって来たら薪棚に積んである乾燥した大き目の薪を3本~4本入れると、時計型薪ストーブが本格的な燃焼状態になって来ます。

 

薪棚に有る楢の木は1年以上乾燥させてあるので、とにかくよく燃える!

 

薪を燃やしながら、下に置いてある丸太をくさびで割って行きます。

 

使った分だけ薪割りして補充する形です。

 

ポコンポコンパカーン ポコンポコンパカーン

 

石割用のハンマーとネジリくさびとの絶妙コンビネーションで大きな薪もどんどん割れて棚に積まれて行きます。

 

静かな山中に薪割りの音が響き渡ります。

 

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薪割りをしている間にも薪ストーブ内の火はどんどん強くなり離れていても凄く暖かく感じます。

 

この頃になると薪は完全燃焼にかなり近い状態で激しく燃えているため煙突からは薄い煙が少し出るだけです。

 

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薪ストーブで身体を温めた後、斜面に生えた雑草の細かい刈り込みを作業を始めます。

 

山の斜面に色々な植物が自生していますが、一昨日は小さなヒイラギを見付けましたた。

 

ヒイラギの直ぐ側にはもみの木も生えています。

 

昨年の秋に1本だけ植え付けたゴールドクレストも1m近くに成長して来ました。

 

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足元を見れば、見た事もないキノコが生えていたりもします。

 

私は毒キノコだから食べないでと言っているような近寄りがたい奴です!

 

撮影するのも気が引けたので、遠目に見るだけにしておきます。

 

空を見上げると、お日様は出ているのに何となく暗く感じるのは、長年放置してた谷側の斜面に生えた木が大きく成長して空に伸びているからでした。

 

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そして、もう11月中旬になろうとしているにも関わらず、コナラの葉は一向に色を変える気配を感じなません。

 

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 一方で、もみじは一部で紅葉している所もあります。

 

お日様を上から受けているもみじは本当に綺麗です。

 

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いろいろ作業しているといつの間にか時間が過ぎて行きます。

 

薪ストーブに着火してから1時間位は経過していると思いますが、早くも熾火になってきました。

 

前面の扉を開けてみたら、真っ赤なった熾火で、焼けるくらいに熱い。

 

そのまま扉をあけて少し離れた位置で熾火を眺めていたら、暖かくていつの間にかウトウトしていました。

  

 

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 この状態から暫くすると灰になって炎は落ちて行きます、もう1回薪をいれたくなりますが、この辺にして蓋を閉じておくと自然に鎮火します。

 

炎が消えたところで、薪ストーブから灰を取りだし、水をかけて完全に消火させます。

 

 

この季節は、午後になると早くも夕方のような空になってきますね。

 

山の中にサーッと風が吹き始めると、そろそろかたずける時間かなと思います。

 

風の音しか聞こえない山の中は、チョットした物音でもビクッとします。

 

もう何となく薄暗くなって来ました秋の夕暮れは早いです。

 

火の元を完全に確認して里山を離れます。

 

今度は、谷川に生えてきた木を2~3本切って日当りを良くしようかと考えながら帰って来ました。

 

秋の里山風景を楽しみながらの薪割り焼却作業が出来た穏やかな秋の一日でした。