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台風の被害から山小屋を守った樹齢30年の桧を有効活用

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1991年9月 山の斜面に自生していた桧の小さな苗。

 

山の斜面にはまだ平らな所も無く、石積を始める以前に種から育った苗と思われる。

 

斜面に石を積み、平らな所を作り、バーベキュー小屋を建て石の釜戸で焚火をしたり、芋を焼いて食べたりして沢山遊んだ。
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そして山小屋の基礎穴掘りを行い、鉄筋コンクリートの独立基礎の上に、長い年月を掛けてようやく完成させた小さな山小屋。

 

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そんな作業を何時も斜面の高い所から眺めていたのが、1本の桧だった。

 

始めて見た時は、まだ20㎝位しかない小さな苗木で、うっかりすると草刈りの時に間違えて切ってしまいそうになったことがあったくらいだった。

 

そんな桧が28年の間に自然界の中で高さが10m位にまで成長し、夏場は葉っぱで玄関先が日陰になり、直射日光から随分助けられた。

 

葉の香りも良くて、カットしては持ち帰り料理の盛り付けを引き立ててくれた。

 

大きな桧が山小屋の玄関先にあると、自然と安心感がわいてくる。

 

窓際まで垂れさがる桧の葉が、光を遮りキラキラと輝くのを見てると癒される。

 

樹齢約28年になるこの桧は、山小屋の玄関前にあるために、何時も雨風から小屋を守っていてくれた。

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そんな大切な桧が残念な事に、昨年秋の台風で暴風に耐えられず倒れてしまった。

 

しかし、この桧は最期まで山小屋を守り続けてくれた。

 

山小屋玄関横にあった常設の電柱真上に、倒れた桧が直撃したことで、山小屋の屋根に被害は無かった。

 

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これは、軌跡としか思えなかった。

 

あと、10㎝でもずれていたら山小屋は折れた桧の直撃を受けて潰れていたのは間違いない。

 

倒れた木は道路を塞ぎ車が通行出来なくなっていまったので、大型の鋸で切断して何とか車は入れるようにした。

 

本当に去年の台風は被害が酷くて、桜の大木も倒れて撤去したり、散々だった。

 

折れた桧は根本で30㎝は有る立派な物で、2メートルづつにカットして、皮を剥いて今でも乾燥させている。

 

用途はいろいろと有るが、薪ストーブ周りのテーブル足にしたり、デッキの椅子にもなりそう。

 

生の桧の香りは本当に素晴らしく、小屋の中に補完していると何時もいい香りがする。

 

防虫効果も有って、不在の間に小屋の中に入って来た虫はほとんど干からびて床に転がっている。

 

一番下の切り株は、逆さまにしてテーブル代わりにして使っている。

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この切り株のテーブルで飲むcoffeeは格別の味がする。

 

平成を生き抜き、命をかけて山小屋を守ってくれた大切な桧。

 

この桧は一生物! 枝の先まで大切に使ってあげようと思う。