2024/12/26 更新
この記事を初めて書いたのは2020年の1月15日、まだコロナウイルスが猛威を振るう前でした。
正月休みの人混みで感染したと思われるA型インフルエンザ感染からタミフルを飲んで回復するまでの経緯を時系列で記録した内容です。
感染したと思われる場所や、初期の症状、突然の発熱、夜間の救急診療、薬の効果、熱が下がるまでの経緯などを詳しく見て行きます。
日付毎の症状や発熱の状態など、体調が悪い時の参考になればと思います。
目次
- 行動範囲から感染経路を推察
- 1月13日(月)身体のだるさと寒気
- 1月14日未明(火)夜間に救急病院
- A型インフルエンザと診断
- タミフル服薬開始
- タミフル2回目服薬
- 1月15日(水)タミフル3回目服薬
- 早期発見早期服薬
- 予防はマスク着用と手洗いうがい
- 発熱時に有ればよかったと思う物
- まとめ
行動範囲から感染経路を推察
症状が出始めた一週間程前、かなり混雑したスーパーや喫茶店で食事をしたり、コーヒーを飲んだりしていた。
思い出すと喫茶店内でかなり咳込んでいる方がみえたが、その辺りが感染源の可能性がある。
何処に行くでもマスクの着用をしていなかった。
手洗いやうがい等も軽視していたのが感染した原因と思われる。
1月13日(月)身体のだるさと寒気
午前中から少し微熱があるみたいで身体がだるい。
この時点で風邪でも引いたのかと思い熱を測ってみたら37.3度だった。
通常が36.3度と低めなため、この程度の熱でもかなりキツイ感じだった。
風邪かな?と思ったので何時も飲んでいる市販薬のベンザブロックを飲んで様子を看ていた。
夕方になって段々状態が悪くなり、起きているのが辛くて布団に潜り込んだ。
体がとても寒くて沢山着込んでも寒くてたまらない。
あまり食欲もないが何も食べないのも身体に悪いかと思い、大根と鶏肉の煮込んだ柔らかいものを食べて再び横になっていた。
普通の風邪なら食事の後で市販薬のベンザブロックを2~3回飲んだ時点で身体が熱くなって来て汗をかき、それに伴い熱が下がる。
夜中に身体の辛さで何度も目を覚まし、その都度熱を測ってみたら38度~39度もある。これはいかん明日は病院に行こうと思って横になっていた。
それにしても、もの凄く身体が重く、だるさが半端ではない。
フリーザーからアイスノンや氷を出して頭を冷やすが、焼け石に水の状態だ。
1月14日未明(火)夜間に救急病院
1月14未明になり、身体の辛さに加わり頭痛もし出した。
朝まで我慢して病院に行くつもりでいたが、これ以上我慢していても状態が悪化するし辛い。
思い切って夜間の救急診療病院に電話をして診察を受けることにした。
家族に支えられながら夜間にタクシーを呼んで救急病院まで直行した。
受付をした時点で熱を測ったら39.5度もあった。
身体はふらついて、立っていることも出来ないくらいだ。
待合室には誰も居ない。
A型インフルエンザと診断
暫くして看護師さんの問診を受けた。何時から症状が出たのか?家族にインフルエンザの人は?
問診の後、直ぐに医師の診察を受ける事が出来たのが幸いだった。
鼻にインフルエンザの検査をする綿棒のようなものを入れてから暫く待合室で待機するように言われ、20分程で結果が出た。
医師から、A型のインフルエンザです。タミフルと解熱薬を出しておきますので帰ったら直ぐに飲み始めて下さいと言われた。
薬局で薬を貰う時に薬剤師さんに薬の飲み方について説明を受けた。
タミフルは朝晩2回、症状が良くなっても最後まで飲み切るように。
解熱薬は頓服なので、熱が高いときに服用するように。
タミフル服薬開始
自宅に戻り、タミフルと解熱薬を1錠づつ飲んで様子を看る。約30分位したら少しだけ身体が楽になってきた。
時刻を見たら午前4時30分。
このまま回復するかと安心していたら、午後になって再び身体が辛くなってきた、昨夜の状態と同じで39度の高熱と頭痛、咳や鼻水も出て来た。
初めてインフルエンザになってこんなに辛いものかと思う一方で、早く治りたい。早く治りたい、神様助けてと思った。
タミフル2回目服薬
夕方5時、辛い状態のまま布団に入り、寝たり起きたりしていた、りんごをすりおろして食べたり、ヨーグルトを食べて2回目のタミフルと解熱薬を飲んだ。
熱は相変わらず39度のままだ。大丈夫かな?
この薬で回復するのかなと不安になって来た。
PCでインフルエンザについて調べてみても、インフルエンザに感染すると3日~4日は高熱が続くみたいなので、服薬して様子を看るしか方法は無かった。
1月14日 午後11時、喉が痛くて目を覚ました。熱を測ると39度だ。頭がボーッとして辛いが、そのまま横になった。
1月15日(水)タミフル3回目服薬
1月15日 午前3時 苦しくて目がさめた。我慢出来ずに3回目のタミフルと解熱薬を飲んだ、熱を測ると38.1度と気持ち下がったが、胸が苦しい。
そのまま、いつの間にか眠ってしまい、一時間後の午前4時に目を覚ました。
身体が何となく楽になって来たので、熱を測ってみたら38.1度になっていた。
喉が渇いたので、水を飲んだ後で冷蔵庫から冷たいゼリーを出して食べた。
この辺りから急速に身体か回復してくるように思えた。
午前5時、熱が37度まで下がった。
タミフルと解熱薬がようやく効いてきた。
薬を飲み始めて約24時間が経過していた。
熱が下がった後も、処方してもらったタミフルは全て飲みきった。
咳が4日程続いたが何とか回復した。
早期発見早期服薬
タミフルは高熱が出た時点から24時間以内に飲み始めると効果が出易いとされている。
私の場合は、発熱から14時間前後に飲み始めたのが幸いして比較的早い段階で高熱から解放された。
予防はマスク着用と手洗いうがい
感染してしまった本人が言うのもなんですが、予防には手洗いとうがいをしっかり行う。
人混みに行く時は必ずマスクを着用する。
発熱時に有ればよかったと思う物
高熱が出ると身体が重くて何をするにしても辛い。
熱が高い時に有れば良かったと思うのは、やはり熱を正確に早く計れる体温計と熱を冷ましてくれるアイスノン。
オムロン電子体温計
大きな文字で測定結果が見易い
音と光で検温終了をしっかりお知らせ
検温が終了するとお知らせブザーと液晶画面横の緑のランプが点滅。
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オムロン電子体温計を使ってみた記事内容です。
アイスノンベルト
もうひとつは、熱を冷ますのに小形のアイスノンを使っていましたが、おでこに乗せていると熱の影響で短時間で温まってしまうので、氷で冷やしたタオルを併用。
短時間に何度も交換していたので、もっと長く使えるアイスノンがあれば楽だったと思った。
それは何かと言うと、三層構造の冷却ゲルが入ったアイスノンベルト。
おでこにピッタリとフィットして大変便利に使える。
冷たさは60分~90分間持続。
熱がある時は起き上がるのも辛いので、長く冷やしてくれるのは大変助かる。
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まとめ
インフルエンザに関しては予防することが勿論大切で最善の未然防止策、万一感染してしまったら、ためらうことなく即病院に行って検査を受け必要な治療薬を貰って服薬することが大切。
48時間以内に服薬しないと、様々な合併症を併発する可能性もあるみたいなので本当に怖い。
早期発見・早期服薬が回復の決め手だと言えそう。