2021年1月26日更新
こんにちは ご訪問ありがとうございます。
前回に続き今回はエクセルの数式や関数を使う場合の基本とも言える、相対参照と絶対参照について、簡単なオリジナルデーターを使ってお伝えしていこうと思います。
サンプルで作成した簡単なデーターは野菜の単価と購入数毎の価格を一覧表にするという想定作業を相対参照・絶対参照という其々の参照形式で数式をコピーした場合の計算結果の違いを見ていこうと思います。
目次
相対参照で数式コピーすると!
下に作成した練習用の仮想データーで通常使っている相対参照から説明して行きます。
数式をコピーすると参照先のセル番地が自動的に移動し、適切な計算結果を出すことが出来ます。
このようにセルの位置に応じて参照先が変化する参照形式を『相対参照』と言います。
相対参照の場合は下データーのように、商品単価に対しての個数毎の価格を一覧表にする場合、数式をそのままドラッグして下までコピーすると全く違った計算結果を表示することになります。
これは、『B20*C19』というセルの配列がそのままコピーされるので玉ねぎを3個買うと720円という価格になってしまいます。
それでは、目的である野菜単価と購入個数に対する価格一覧表を一発で作成するにはどうすればいいのか?を説明して行きます。
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絶対参照使用例
これには、エクセルの絶対参照という参照形式を使うことで解決出来ます。
下の記入例で具体的な操作方法について説明致します。
※ 初めにC20にカーソルを置きます
①fx入力欄に=B20と入力します。
②次にその状態でF4キーを押します。
F4キーを押す度に$B$20・$B20・B$20と変わって表示されます。
③$B20列を固定します。
④*を入力
⑤C19と記入してF4キーでC$19行を固定します。
fx入力部には=$B20*C$19と表示されます。
C20に絶対参照形式で入力が出来たら下に記入された3ステップで一覧表が完成します。
この操作をマスターすると作業時間が圧倒的に早くなると思います。
今まで、数式を個別で入力していた手間が驚く程簡単に処理出来てしまうので本当に便利だと思います。
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まとめ
相対参照も絶対参照も作業の目的で使い分けることが必要だと思います。
今回作成した一覧表のような計算例には、絶対参照にして数式をドラッグしてコピーすれば、簡単に作業が完了することがお判り頂けたと思います。
エクセル初心者の方へ参考になる部分があれば幸いです。
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