2024年4月5日 更新
こんにちは ご訪問ありがとうございます。
春先は三寒四温で暖房が全く要らない日もあれば昼間でもファンヒーターのスイッチを入れる日も出て来ます。
この時期になると毎年困るのが、室内暖房で使っている石油ファンヒーター用に購入した灯油が残ってしまうことではありませんか?
まだ寒いからと購入した灯油をポリタンクにためておくと来シーズンまでには灯油が劣化してしまう可能性もあります。
古い灯油を石油ストーブやファンヒーターに使うと芯にタールが溜まったり、バーナーが故障して点火しなくなるなどの故障の原因になります。
今回は、バーナー等の故障を発生させないために石油ファンヒーターがシーズンを終える時に必ずやっておくべきことについてまとめてみました。来季も調子良く使うために是非チェックしてみてほしいと思います。
目次
灯油の容器は専用の物を使う
消費生活センターからの情報にも載っていましたが、灯油専用の容器(青やオレンジ)以外の白い容器は紫外線を通し易く灯油が劣化しやすいとのことなので、出来るだけ専用の容器に保管しておくことが大切だと思います。
冒頭にも書いてありますが、劣化した灯油を使うと、石油ストーブであれば芯にタールが付着してしまい、正常な燃焼が出来なくなります。
ファンヒーターであればバーナーが故障して点火出来なくなり、最悪の場合買い替えということにもなり兼ねません。
私も以前劣化した古い灯油を使ってファンヒーターが点火しなくなった経験がありますので、タンクが劣化している場合も含めて保管する容器選びにも気を付けたいですね。
こまめな購入に切り替え
また、寒い日が続くとついつい灯油を買ってしまいますが、この季節は急に気温が上がって『購入した灯油が半分残ってしまった』等と言うことになりがちです。
そこで、真冬の時期には20L単位で購入していた灯油を半分の10Lづつに切り替えて行きます。
ちょっと手間かも知れませんが、購入した灯油が劣化して無駄になることを考えるとやっておく価値はあります。
エアコンとの併用で灯油を完全に使い切る
もうひとつやっておくことが、エアコンとの併用で、ファンヒーターの灯油を最後まで完全に使い切ることです。
寒い朝はファンヒーター、夕方はエアコンでカバーする等気温の変化によって使い分け、シーズンが終わるまでにはファンヒーター内部の灯油を最後まで使い切ることが大切です。
この地域でも4月上旬までは時々ファンヒーターを使うことがありますが、3月25日現在の私の家に保管してある灯油の量は約5Lです。
若干足りないかな?と思う位ですがこの辺りでタンクを空にしておくのが得策だと思います。
タンク下に残った灯油は抜き取る
ファンヒーター内に残った灯油を使い切るために自動的に消火するまで燃焼させても、タンク内部には多少の灯油が残っています。
その場合は、手動のポンプ又は長めのスポイドで吸い取ります。残っていると言っても少量なので紙等に含ませて処分します。
この処理をやっておかないと、結局古い灯油が一年間持ち越しになってしまい故障の原因になる可能性があります。
吸い取り方は簡単で、タンク下に見える樹脂のフィルターを取り出して底に溜まったものを吸い出します。
同時に、外した灯油のフィルターも綺麗な灯油で洗って拭き取りしておきます。
エアーフィルターの清掃
これは使用前にもやっておくことですが、エアーフィルターの掃除です。
エアーフィルターがゴミで詰まると燃焼不良の原因になりますので、こまめに掃除しておきます。普通に掃除機で吸い取るだけでOKです。
温風空気取り入れ口の清掃
背面の温風空気取り込み口に綿ゴミ等が付着すると風量が減少し、本体内部の温度が上昇して加熱防止装置が作動することがあります。
掃除機やブラシで綺麗に掃除しておきます。
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まとめ
以上、シーズンを通して使って来たファンヒーターを故障させないためにやっておきべにことをまとめてみました。
①灯油の容器は専用のものを使う
②こまめな購入に切り替え
③エアコンとの併用で灯油を燃やし切る
④タンク下の残り灯油はスポイドで抜き取る
⑤エアーフィルター・温風空気取り入れ口の清掃
来季も活躍してもらうためにしっかりと手入れをしておきたいですね~
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