ベランダで野菜づくりを楽しんでいる方の悩みと言えばやはり春先から出現するアブラ虫ではないでしょうか?
今回は、強い光を嫌うアブラ虫の習性を活かしたスイカの空中栽培効果について詳しくお伝えして行きます。
目次
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アブラ虫が好む場所
陽が当たらない葉裏
過去にアブラ虫が発生してしまった栽培環境は土栽培に於いては、脇目などが密集している株元で、表面からでは確認し難い葉裏から発生して来ます。
葉の異常に気付いて、裏側を確認すると葉脈に食い込むようにアブラ虫が張り付いていました。
つまり、株元等の陽差しが殆ど当たらない場所の葉裏に発生し易い訳です。
風通しが悪い密集した場所
もう一つ、水耕栽培でもスイカの葉が大きく成長して来て、葉が重なり合うようになって来ると、どうしても風通しが悪くなり、アブラ虫が発生し易くなります。
発生してしまった場合は見付け次第直ぐに駆除するようにしています。
デンプンを主成分とした粘着くんや食品成分で出来たスプレーは野菜にも安心して使えると思います。
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アブラ虫が嫌う場所
強い光を嫌うアブラ虫
アブラ虫は強い光を嫌うために、直射日光が当たる部分ではあまり見掛けません。株元にアルミ箔を敷いて防除する工夫をされている方もみえますが、アブラ虫の習性からみても効果的な方法と思います。
空中栽培の誘引で光と風を通す
強い光を嫌うアブラ虫の習性を上手く利用した空中栽培は、早朝から葉の裏側にもしっかりと陽が当たり、葉裏に隠れようとしているアブラ虫を寄せ付けません。
脇目などが伸びて来たら、紐で上の方に誘引することで陽当たりも風通しも良くなるので、アブラ虫が一番嫌いな環境にすることが防除効果を高めます。
2022年6月16日撮影
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まとめ
スイカを植え付ける時には、マリーゴールドやパセリ等を混植させることでコンパニオンプランツとして一定の効果がありますが、やはり空中栽培で陽の光が当たりやすくすることでアブラ虫の嫌いな環境を作る事が一番の防除策と思っています。
又、アブラ虫が発生してしまった場合は市販の薬剤を使うかガムテープ等で貼り付けて駆除するのが現実的だと思います。
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