2024年3月18日 更新
こんにちは ご訪問ありがとうございます。
数年前の出来事でした。お昼ご飯の支度をしている時に消防車のけたたましいサイレンと鐘の音が聞え始めたと思ったら、自宅から数十メートル離れたら場所の民家の屋根が煙に包まれているのを目にしました。
今回の記事は毎日使っている台所のガスコンロについて、誤った使い方をすることで発生する火災を未然防止するために守るべき事を整理してみました。
解っているつもりでも、今一度使用上の注意事項を確認してみましょう。
目次
安全に使うための注意事項
①ガスコンロ使用中は必ず換気扇やレンジフードを回して換気をする。
・換気をしないと不完全燃焼に伴う一酸化炭素中毒になる危険性があります。
一酸化炭素が充満して室内等の酸素濃度が18%以下になると人間は一瞬にして意識を失い倒れてしまいます。本当に怖いと思います。
②火を使う時はその場から離れない、離れる時は必ず火を消す、これは鉄則です。
・火の消し忘れが一番の火災原因で、消したはずのコンロに実は種火が着いていたなんて言うことは誰にでも起こりうる可能性があります。
天ぷら油による火災防止
①天ぷら油の量が少ないと急激な温度上昇により発火する危険性が高くなります。
・油の量は最低でも200㎖以上で調理すること。
・油の量が少ないと異常を検知する温度センサーが正しく働かない場合があります。
②汚れの酷い鍋やフライパン等を使用すると火災の危険性があります。
・鍋底などが極端に汚れていると温度センサーが正しく働かないことがあるので、定期的な清掃を行うこと。
・使用前には温度センサーの上部や鍋底の異物を取り除くこと。
③耐熱ガラス鍋や土鍋などで天ぷら調理をしない。
・温度センサーが正しく働かず火災の原因になります。
・使用する鍋についてはお使いの取り扱い説明書に詳しく記載されていますので、確認下さい。
グリル火災防止
①グリル庫内は魚焼き時に油等が落ちて溜まっていることが多く火災の危険性があります。
・魚焼きを終えた後は小まめに受け皿の清掃を行います。
・使用前に食品くずなども取り除いておきます。
着衣着火の危険性
①使用中の鍋周りは高温で火傷の危険性があります。
・コンロの奥にある物に手を延ばした時に高温になっている部分に触れて火傷をしてしまうことがあります。
・燃えやすい物やペットボトルなどをコンロ周りには置かないように注意が必要です。
まとめ
火を使っている時はその場を離れないことが一番です。万一離れる場合は必ず火を消しましょう。
最近の家庭用ガスコンロには様々な安全機能が備わっていますが、安全機能が正しく働かない状況で使い続けると、思わぬ火災や災害が発生する危険性があります。
常日頃から小まめな手入れを怠ること無く安心してコンロが使える状態を保って行けたらと思います。
火災や火傷には十分にお気を付け下さい。
ご安全に!
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