こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事では私が稚魚から育てているポリプテルス達の成長記録を取りまとめ、飼育を始めた経緯から飼育中の出来事、手入れのし易さや元気に育てる環境づくり等についてまとめて行きたいと思います。
目次
ポリプテルス飼育の経緯
3種類のポリプテルス
現在飼育しているポリプテルスは3種類で、セネガルス1匹・デルヘッジ1匹・パルマスポーリー1匹です。
約7年前に近くのショップで初めて購入したのがセネガルスでした。
購入した時7㎝位でしたが、現在は15㎝程度です。
その後小型のデルヘッジとパルマスポーリーを迎えて、小さなドジョウ君に見えた稚魚達もそれぞれ30㎝位に育って来ました。
パルマスはアフリカ産ワイルド
パルマスポーリーに関しては、かなり前から欲しかった魚ですが、アフリカでエボラ熱が流行している時で、ワイルドな個体が輸入されずにいる期間が長くて、入荷されるまでかなり待ちました。
ようやくショップでパルマスポーリーを見た時は飛び付きました。
購入した時は8cm位のドジョウくんみたいでしたが、さすがにワイルドな個体は餌をバクバク食べて1年位で大きく成長しました。
顔が丸くて可愛らしいので気に入ってます。
ポリプテルスパルマスの性格
きわめて温厚・臆病
夜中に電気を点けると驚いて暴れまわります
好きな食べ物
ひかりクレストキャット
小さい時からキャットで育てています
ポリプテルス飼育中の出来事
購入したばかりの稚魚が水槽の隅から飛び出し☆
ショップで見付けたパルマスの稚魚を購入し水槽に入れたところ数日後に水槽の隅から飛び出してしまったことが有りました。
魚の飛び出し原因などを色々と調べていたところ、魚の習性に大きく関連していることが判り、小さな隙間こそが飛び出し易い場所になっていることから対策を行いました。
魚の飛び出しに関連する記事はこちらからどうぞ↓ ↓
濾過タンクの掃除後にPSB導入
1年以上前になりますが、ポリプテルス水槽で使っているジェックスメガパワー 9012のタンクを綺麗に洗い過ぎた時に、暫くの間元気がなくて底の方でじっとして動かないことが有りました。
水替えもして、タンクの清掃も同時にしたので水質が急変してしまったのだと思います。そんな時に購入したPSBを水槽に入れて様子を見ていたら2日くらいで水も澄んできて魚も元気に泳ぐようになって来ました。
その時に書いたPSB導入に関する記事はこちらからどうぞ ↓ ↓
夜中に電気を点けたら暴れ回ったこと
数ヶ月前の話ですが、夜中に電気を点けたらパルマスポーリーが突然目を覚まして水槽の中を物凄いスピードで泳ぎ廻り出し、ヒーター等にぶつかって身体が傷だらけになってしまった事があります。
不用意に照明を付けると驚くので注意が必要ですね
手入れのし易い飼育環境
90㎝ベアタンクで飼育
ポリプテルスの飼育にはコトブキ工芸の90㎝×45㎝×45㎝オールガラス水槽を使っています。
前面がR形状になっているためガラス面の掃除もし易いです。
飼育を始めた頃は大磯などの底砂を敷いていましたが、大きくなるにつれて汚れが目立つようになって来たので、現在は水槽内には何も入れていないベアタンクで飼育を続けています。
ベアタンクは水の汚れや底に溜まって来た汚れなどを直ぐに見付けられるので手入れがし易くてとても楽です。
※手入れのし易い飼育環境を整えておくことは長く飼育を続けて行く上で重要なポイントになると思います。
使い易い濾過システム
水槽の濾過にはジェックスメガパワー9012を使っています。
使い始めてから7年になりますが、特に気になるトラブルは起きて居ません。
ただ、以前にメガタンクのロックレバーを折ってしまった失敗がありましたのでその事を記事にして再発防止を図っています。
ジェックスメガパワーの失敗しないメンテナンスに関する記事はこちらです↓ ↓
ジェックスメガパワーはオリジナルのままでも運転音が静かなのですが、メガタンクと水中ポンプを給水ホースで直結した静音対策で夜中でも殆ど音が聞こえないくらいに静かになりました。
メガタンクの内部には大きなゴミを取り除くウール以外は全てリング濾材を詰めています。
リング濾材は大きな物を使っているため、大掃除等のメンテナンスは数ヶ月に一度位やる程度で済ませています。
メガパワーは水中ポンプが水槽の中に設置するタイプなのでメガタンクやホース類の掃除もし易くメンテナンス性も大変良いと思います。
外部フィルターの超静音運転に関する記事はこちらです ↓ ↓
色揚げ効果に期待?
水槽下面にピンク色のカーペット
ポリプテルス等の底物は敷かれている砂の色に応じて体色を変化させてくれるようです。
今の水槽90cm×45cmをセットする前に、色揚げを狙って下の写真のような色をしたカーペットを水槽の下面にセットしてみました。
水槽上面から撮影してみましたが反射してしまうので、敷物を直接撮って載せています。
写真は今現在のパルマスポーリーですが、中々良い色をしていると思っています。
ガーネットサンド色とは行きませんが、赤いピンク色の物です。
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水換え時に気を付けていること
水温管理は慎重に!
水換えは1回/2週程度、水量の約2/3を交換しています。
給湯器から水を入れていますので温度設定は温度計での実測で28℃位になるように水温調整しています。
急激な水温変化は魚の調子を崩してしまいますのでここは結構慎重に水温調節しています。
特に冬場には手が凍るような冷たい水が出て来るので、ある程度温度が上がるまでは水槽内には入れません。
人間の手でもかなり敏感に温度を測る(感触で)ことが出来るので、28℃はこんなものかな!と確かめます。
水換え後の嬉しそうなパルマス↓ ↓ ↓
予備ヒーターは常備
飼育には欠かせないヒーターですが、温度センサーとヒーターが別になっている物を使っています。
ヒーターが故障すると熱帯魚には致命的なので、標準の交換ヒーターの他にも簡単にセット出来るオートヒーターも予備で保管して置く方が安心です。
真冬にヒーターが故障すると水温が一気に低下して低温に弱い魚の場合は☆になってしまう可能性があります。
ポリプテルス達が低温で苦しまないように日頃から温度管理には気を付けています。
餌はひかりクレストキャット
ポリプテルスの餌に関してはショップの店長さんに飼育する餌は何が良いか聞いてみたんですが、キャットをあげていれば充分に育つとのことであったため、稚魚からずっとキャットで育てています。
ネットの動画サイト等では肉食魚に鳥のささ身等の生肉をあげているシーンを良く見掛けますが、我が家のパルマスポーリーちゃんは赤ちゃんの頃からひかりクレストのキャットしか食べさせていません。
実際に飼育7年になりますが、色艶も良い詩しワイルドのパルマスポーリーらしい渋い模様もはっきり出ています。餌の食べ過ぎ?でちょっと太り気味かも知れません(笑)
そんな我が家のパルマスポーリーちゃんが大好物なひかりクレストのキャットが底棲肉食魚にどうして好かれるのかを詳しく見て行きたいと思います。
ひかりクレストキャット概要
底棲肉食用の専用飼料で迫力のある魚体が魅力の底層で生活する大型ナマズ類を、骨格からしっかりと成長させる沈下性の飼料です。
ひかりクレストの独自性と確かな性能や品質の根拠は現地での生態調査をはじめ、徹底した研究開発や国内自社生産が基本となっています。
優れた栄養バランス
良質原料に加え、ビタミンB1を始めとする各種ビタミン・ミネラルを強化していますので、健康で迫力のある魚体に成長します。
抜群のし好性
(好んで食べる意味)
視覚・臭覚・味覚とあらゆる角度から研究・分析。特に肉食魚の食欲を刺激するアミノ酸等の効果で抜群の食い付きを見せます。
底層魚のための特殊製法
スポンジ構造のペレットですから、急速に水を吸収してらわらかくなるので魚が食べやすく、形が崩れにくいので水を汚しません。
基本的な与え方
1日に1~2回、数分で食べきる量を与えます。魚の習性として急に餌を換えると食べないことがあります。徐々に慣らすようにして与えます。
我が家のパルマスポーリーは購入した段階で既にキャットを食べていたので、特に問題なく与える事が出来、稚魚の頃はキャットミニを1回で10粒くらいは食べていました。
使用原料
フィッシュミール、オキアミミール、でんぷん類、ビール酵母、大豆ミール、魚油、小麦粉、海藻粉、スピルリナ、アミノ酸(メチオニン)、カロチノイド、アミノ酸(リジノ)、ガーリック、ビタミン類(塩化コリン、E、C、イノシトール、B6、B2、A、B1、B6、B3、葉酸、D3、ビオチン、B12)ミネラル類、食用色素
飽きない食い付き
現在パルマスポーリーは水槽飼育下で約30㎝くらいの大きさに成長しているので、餌は2日~3日に一度くらいで与えています。
他のポリプテルスデルヘッジやセネガルスも餌やりの時は、凄い勢いで食い付いて来ます。
同じ餌ばかりだと飽きて食べなくなるかな?と思っていましたが、その心配はないようです。何しろ7年間も与え続けている餌ですから。
餌に慣れてくると水槽の前に来てクネクネ・パクパクと餌をねだるようになります。
パルマスポーリーの大好物、ひかりクレストのキャットをこれからも主食としてあげようと思っています。
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まとめ
稚魚から育てているポリプテルス達ですが、購入したばかりの稚魚が飛び出したり、濾過槽の清掃をしたあとで元気がなくなってしまったり、色々な経験をして来ました。
飛び出し防止を始め、手入れのし易い飼育環境を整えておき定期的に水換えや濾過槽の掃除を行って行くことが元気に育てて行くためには一番重要なポイントのように思います。
ポリプテルスは不思議な魅力をもった魚で、魚でありながらペット感覚で育てることが出来ます。
これからポリプテルスの飼育を始めてみたい方の参考になれば幸いです。