2022年10月7日 更新
こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事は、ベニヤ板で作る簡単な道具箱を例に『ホームセンターでの判りやすいカット依頼方法』についてお伝えして行きます。
今回お伝えする方法でカット依頼することで、思い通りの物が簡単に綺麗に出来上がると思います。
目次
カット依頼する意味
始めに、何故ホームセンターでカット依頼するか?と言えば理由は簡単です。
合板等を直角に切ってもらえるのでカットさえしてもらえば組み立てるだけで思い通りの物が簡単にしかも綺麗に出来上がるからです。
また、1カット当たりの費用も数十円程度なのでさほどお金も掛かりません。
カット出来る板厚は普通60㎜前後
ホームセンターにあるパネルソーは店舗によって仕様の違いがあると思いますが、一般的にカット出来る板や材木の厚さは60㎜前後だと思います。
普通に使われているベニヤ板(12㎜厚)であれば2~3枚位までは重ねてカットして貰えます。
仮に仕様では60㎜までカット出来るパネルソーでも、クランプ面の大きさや幅によってカット出来る物や出来ない物がありますので、担当の方に相談してから依頼します。
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カット依頼する前にやっておくべき事
ベニヤ板を使って簡単な道具箱を作る場合を想定して事前にやっておくべきことを整理しておきます。
①材料選びと組み立て図を作製
今回は12㎜厚のベニヤ板一枚を購入して道具箱を作る簡易図面を作成します。
ベニヤ板も価格によって様々な仕様がありますので、予算と照らし合わせて材料選択をします。
今回作る物は説明用として横幅400㎜×高さ250㎜×奥行き250㎜の簡単な木製道具箱とします。
②必要な板の枚数とカット順序を決める
一般的なベニヤ板の厚みは様々な仕様がありますが、縦横の大きさは910×1820が標準になっています。
コンパネは少しだけ小さく出来ています。
③無駄なく効率的にカット依頼
カットする板の大きさや枚数が決まったら、ベニヤ板の縦横寸法の中にどの様に材料取りをして行くかを考えます。
今回の場合はベニア板1枚購入する場合を想定していますので、どの様な加工順序でも材料が不足することはありません。
但し、限られた大きさの材料で作る場合は、適当にカットしてもらうと肝心な部分の材料が足りない!なんて言うことにも成りかねません。
事前に必要な部分の材料取りがしっかり出来るかを考えておきます。
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口頭で置き方とカット寸法を伝える
さて、ベニヤ板を一枚購入した後に加工場に運んだら、担当の方に自分が考えた加工順序に沿って口頭で置き方や寸法を伝えてあげると作業する方が楽に仕事が出来ると思います。
※図面を渡して依頼すればその場に居なくてもカットして貰うことも出来ますが作業する方にとってみれば、口頭で寸法を伝えて貰うとかなり作業が早く済むと思います。
私が実践しているお願いの方法
以下は口頭で、確認し合いながら作業を進めます。
①ベニヤ板を縦に置いて、376㎜でカットして下さい。
②376㎜にカットした物を横向きに置いて250㎜で1枚・238㎜で2枚カットして下さい。
③始めにカットした残りのベニヤ板を横向きに置いて250㎜でカットして下さい。
④250㎜にカットした物から250㎜を2枚カットして下さい。
以上のように作業して頂ける担当の方に作業ステップ毎に口頭で置き方や寸法を伝えてあげることで速やかに作業が出来ると思います。
カットが終わったら設計寸法通りにカットが出来ているかをコンベックスなどで確認します。
加工が完了すれば後は組み立てるだけです。
まとめ
DIYで好きな物を作る場合に多様するホームセンターのパネルソーは綺麗にカットして貰える大変便利なツールたど思います。
カット作業して頂ける方に無駄なく効率的な仕事をお願いするための事前段取りと口頭依頼方法についてベニヤ板で作る簡単な道具箱を例にお伝え致しました。
参考になる部分が有れば幸いです。
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