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熱帯魚用ヒーターを破損させた失敗体験と正しい設置方法について!

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2022年6月14日更新

 

 こんにちは ご訪問ありがとうございます。

 

今回の記事は『熱帯魚用ヒーターを破損させた失敗体験と正しい設置方法について』私が長年使用しているニッソーのプロテクトPROヒーターを例にお伝えしたいと思います。

 

目次

 

 

 

ヒーター破損の失敗体験f:id:sikinomori117:20201102191935p:plain

 

数年前、熱帯魚飼育を始めた頃に購入したニッソーのヒーターを見た目が気になる事から水槽の壁面に縦向きに取り付けていました。

 

たまたま水換え時期になったことで水槽内の水を抜き始めていた時、何だか焦げ臭い事に気が付き、慌ててヒーターの電源を切りました。

 

うっかり電源を切り忘れていたまま水換えをした事で水位が下がり縦向きに取り付けられていたヒーターの上部が空焚き状態になった事が破損の原因でした。

 

ヒーター破損原因

 

①電源を切り忘れて水換え作業を行った。

②ヒーターを縦向きに設置していた。

 

空焚き防止機能について

(ニッソープロテクトPROヒーターの場合)

 

ヒーターが破損した時に、たまたま直ぐ側に居たので電源を切る事が出来ましたが、万一空焚き防止機能が無いヒーターを使用していた場合はヒーターの故障だけでは済まない事態になっていたかも知れません。

 

その時は空焚き防止機能に助けられた形になった訳ですが、その機能について良く理解出来ていなかったので今回は詳しく調べてみることにしました。

 

万一の保護機能

 

・空焚き防止機能は万一の災害や怪我を防止するためのものです。

 

・日常使用する場合にはヒーターが水中から露出して空焚き状態にならないように注意が必要です。

 

・水槽の水漏れや転倒等でヒーターが空気中に出た場合は温度ヒューズが働きヒーターへの通電が遮断され空焚きを防止します。

 

通電遮断後の処置

 

・通電が遮断されても暫くはヒーターが熱くなっていますので、素手で触ったりせずに必ず電源コードをサーモスタットのコンセントから抜いて下さい。

 

※瞬間的な空気中への露出の場合は温度ヒューズは遮断されません。

 

一度温度ヒューズが遮断されるとヒーターは再利用出来ません。

 

温度ヒューズ切れの確認方法

 

水換え時等に誤ってヒーターが空気中に露出してしまった場合には次の方法で電気回路が遮断されていないかの確認をします。

 

回路遮断の確認方法

 

※次の手順は必ずヒーターが水中にあることを確認してから行います。

 

①サーモスタッドの設定温度を一時的に上げてヒーターをONにするか、ヒーターの電源プラグを直接電源コンセントに差し込みます。

 

※電気回路が遮断されている場合は、①の操作を行ってもヒーター機能しません。

 

②電源コンセントを直接指し込んだ状態でヒーター表面の水が揺らいで見えれば再使用可能です。

 

※水が揺らいで見えればヒーター表面の水温が上がっていることが判ります。

 

③再使用確認が出来たらサーモスタッドの設定温度を元に戻します。

 

④ヒーター電源コンセントをサーモスタッド側に付け替えます。

 

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正しい使用方法

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水槽内では横向きにセット

 

水の蒸発等で水位が低下してもヒーター本体が露出しないようになるべく水槽の底面近くに横向きに固定します。

 

縦にセットした場合、うっかり通電したまま水換え等を行うと水位が低下してヒーター管が空気中に露出し、空焚き状態になってしまいます。

 

縦横設置可能なヒーター

メーカーによっては縦横どとらでも取り付け出来るヒーターがあります。

 

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水を攪拌して使用

 

 水を撹拌するためにエアーポンプやフイルターを使います。水槽内部の温度を均一に保つためです。

 

ヒーターのランプはサーモスタットとパイロットランプと連動しています。確認しやすい向きにセットしておきます

  

 不具合時の確認事項

 

水温の調整が上手く出来ない場合は次の事を確認します。

 

①ヒーターの容量に対して水量が多くありませんか?

 

②周囲の温度が低すぎないか?

 

③水槽内の水が攪拌されているか?

 

④過去に空焚きしたことはないか?

 

※ヒーターは消耗品なので、コードやゴム類が消耗し易くなります。メーカーの推奨では1年で交換となっています。

 

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まとめ

 

熱帯魚飼育に必要なヒーターを実際に使用する場合は添え付けの取り扱い説明書をしっかり確認してから使うようにします。

 

ヒーターの設置方法や空焚き防止機能の確認や点検方法など、事前にしっかりと理解してから運転することで思わぬ故障や災害を未然防止出来ると思います。

 

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