2023年1月23日 更新
こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事は寒い季節には特に注意が必要なヒートショックや溺水から身を守る簡単な予防策について整理してみました。
目次
若いからと油断は大敵
目が覚めてから早速お風呂に入ろうと思い、浴槽の給湯のスイッチを入れたんですが、小窓が開けてあったせいで、そのままでは寒くてとても入れる状況ではありません。
そんな時に、思い出したのが、ヒートショックです。
暖かい部屋から急に寒い浴槽に入ったりすると血圧が急変して心筋梗塞や脳梗塞等を引き起こす恐い症状です。
危ない!気を付けよう!と自分に言い聞かせて、服を着たままでシャワーの温度設定を42℃にして浴槽の床面や椅子などを温めました。
まだまだ自分は大丈夫だ!なんて思っていると何が起こるか判らないので、しっかり対策をとっておくに越した事はありません。
湯船でウトウトするのも危険!
もうひとつ、徹夜で仕事をしたりすると、明け方に激しい睡魔に襲われます。
そんな疲れが溜まっている時に湯船に浸かるのはとても気持ちが良く、ウトウトして顔がお湯に浸かって目を覚ました経験のある方もみえると思います。
普通に何でもない時であれば、顔がお湯に浸かれば反射的に顔を上げると思います。
実はこの状況も油断するととても危険です。
仮に湯船に浸かっている時にヒートショックが起きてしまうとお湯に顔が浸かっても瞬間的に顔を上げることが出来ずに溺れてしまうからです。
人間は呼吸が出来なくなると反射的に空気を吸い込もうと身体が反応するため仮に水中であった場合は水を大量に飲み込んでしまいます。
酸欠の講習でも習いましたが、呼吸が出来ない状況が仮に炭酸ガスが充満した室内であっても同じで、一呼吸するだけでも意識を失って倒れてしまうので本当に危険です。
やっておくべき対策
わしはまだ若いから大丈夫だ!なんと言う頑固親父は特に注意!
(自分の事です(^_^))
①ヒートショックを防ぐ
記事の冒頭でも書きましたが、お風呂に入る前には浴槽内の床や壁を温めておきます。
具体的には、まずは小窓などが開いていたら一端閉めておきます。
服を着たままでシャワーの温度を43℃位に上げて床や椅子などを温めてから服を脱いで入るようにすることで、冷たい空気の中に入る事を避ける事が出来ます。
冷え切った浴槽内もシャワーを使えばほんの数分もあれば温まります。
お風呂を使う方がお年寄りであれば、事前にシャワーで浴槽を温めてあげておくのも速効性の対策です。
②溺水の予防
また湯船に張るお湯は胸の辺りくらいまでにしておくことで、万が一の場合でも顔がお湯に浸かることを防ぐことが出来ます。
お湯張りの温度設定もあまり熱くし過ぎないようにすることも必要です。
もう一つ、酒を呑んだ直後に入浴するのも危険なので、気を付けたいですね。
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脱衣場の暖房
お年寄りの方がお見えになるご家庭では、脱衣場を温めるのも効果的だと思います。スペースに合わせてヒーターの仕様や大きさを選びます。
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まとめ
これからが寒さ本番です。毎日のお風呂もうっかりすると大変な事態になる可能性があります。
入浴前に出来る簡単な浴槽の温めや湯船の量などに注意して、ヒートショックや溺水には十分に気を付けたいと思います。
油断大敵です!