こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事は、ベランダで育てている水耕栽培ナスの更新剪定効果と花の規則性についてお伝え致します。
猛暑続きの夏に葉が焼けて変色し、株の成長が止まり収穫出来たのは1本だけでしたが、8月に思い切って更新剪定を行ったところ10月現在では株が大きく成長して実を沢山着けるようになりました。
ここではナスの苗植え付けから更新剪定までの過程を時系列で見て行きます。
目次
6月に植え付けたナスの苗
梅雨時に植え付けたナスは花が咲き何とか実を着けましたが収穫出来のは1つだけでした。
7月は連日の猛暑で葉焼けや粉ダニ等が発生して成長が止まり一時は枯れてしまったと思う程元気がなくなりました。
8月に更新剪定
花が咲いても落ちてしまい実も着けなくなってしまったので、8月の中旬には思い切って更新剪定を行う事にしました。
※更新剪定とは病害虫等で弱ってしまった株を再生させるために、株の切り戻しと土中に新しい根を伸ばすために行う作業です。
尚、ここでは水耕栽培での再生について記録してあります。
株元から上10cm位の所で切り戻しをおこない、培養液内の変色した根も綺麗に取り除きました。
タンク内の清掃と培養液の入れ替えを行い、更新剪定した株を植え戻しました。
この時点では半分ダメ元でしたが何とか再生させたいと思う気持ちで作業を進めました。
それから2週間程したら培養液の中で白い根が伸び始め、切り戻した株元からは新しい葉が出て大きくなり始めていました。
更新剪定後に株元から出た新しい葉
株が成長して沢山の実が出来た
10月の上旬になり気温が落ち着いた頃になると株が急速に成長し始め、脇芽も伸びて花も咲き小さな実を沢山着けるようになって来ました。
※8月の更新剪定効果が現われたものと思っています。
花が咲く規則性について観察
そんな苦労して育てたナスさんですが、実を着けるまでには幾つもの工程があるように思います。
①小さな家房が膨らんで薄紫色をした花が咲きます。
②朝日が昇り明るくなると花が開き、日が落ちると閉じます。
③その繰り返しを数日間続け、着果した実が少しずつ大きくなって来ます。
④5㎝程度に実が成長するまでに一週間程掛かっています。
ナスの花を毎日よく観察していて、花が咲いた先に伸びた葉が2枚になりその先には花が咲くという面白い規則性があることに気が付きました。
10月25日現在、順調に伸びた茎には次から次に花が咲き実が着いて来ました。
既に10個くらいは着果していると思います。
収穫できたら浅漬にしてビールのおつまみにする予定です😊
まとめ
今年の夏はとにかく暑くて夏野菜には色々な高温障害が発生しましたが、諦めずに根気良く育てたことでナスの株を再生させる事が出来ました。
特に更新剪定の効果を再確認する事が出来た実りある夏だったと思っています。
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