こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事は、毎日使っているNORITZの全自動タイプ給湯器リモコン(RC-9101S)でふろ自動を押して暫くして浴槽からお湯が溢れ出てしまう不具合原因と取説を読んで実際にやってみた処置内容についてお伝え致します。
目次
ふろ自動正常時の運転状態
通常は浴槽内のリモコンでふろ自動スイッチを押すと、寒いこの季節でも15分程度で『もうすぐお風呂が沸きます』音声ガイドが流れます。
この段階で着替え等を準備してお風呂に入る支度をします。
その後、5分程度で『お風呂が沸きました』と続けて音声ガイドが流れます。
ふろ自動後にお湯が溢れた状況
長年使っている給湯器リモコン操作後の不具合は今回初めてなんですが、ふろ自動を押して何時もなら音声が流れるはずなんだけど?と思い様子を見に行ったら、浴槽上までお湯が張られ溢れ出ていました。
時間にしてふろ自動を押してから20分前後だったと思います。
設定温度は42℃にしてありましたが、まだ生ぬるい状態で一端運転を切りにして浴槽のお湯を適量まで流し、お風呂の湯量を⑦→⑥に変更して追い炊きスイッチを入れてお湯を沸かしてからお風呂に入りました。
不具合発生前の変化点?
お風呂のお湯が溢れて出た経験はこれまで1度も無かったんですが、この不具合が発生する前、思い当たる事と言えば、シャワーを浴びているときに間違って風呂自動を押した事がありました。
その操作が故障発生の引き金になったとは思えませんが、何時もと違った事をやることで何らかの不具合発生要因になっていた可能性もあります。
取説等で原因調査
不具合内容を調べた結果、お風呂のお湯が溢れ出て止まらない場合に実施する事は①循環金具の汚れ清掃 ②水位のリセット操作となっていました。
処置内容が分かったので早速やってみる事にしました。
循環金具の清掃
浴槽内のお湯が出て来る場所の循環金具を外すには丸い部分を左に回せば簡単に取り外せました。外した内部を点検しましたが綺麗でゴミ等は殆ど付着していなかったので元戻ししておきました。
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水位リセット操作
RC-9101Sリモコン概要
水位リセットに関しては取説に詳しく書かれていたので読みながら操作しました。
※水位リセットとは、水位センサーをリセットしてお湯をはりなおします。
操作手順
①浴槽のお湯(水)を空にする
②排水栓を閉める
③運転入りのスイッチを押してリモコン操作が出来る状態にします。
④浴槽リモコンでふろ湯量を設定し直す
⑤運転を切りにする
⑥リモコンの蓋を開けてたし湯とたし水を同時に押す
※ピッと鳴るまで2秒間押す
ここまでの操作で自動的に運転入りとふろ自動が入りふろ自動運転が始まります。
通常のふろ自動より湧き上がりに時間が掛かります。
水位リセット操作後のお湯張り状態は、通常であれば循環金具部分から勢い良くお湯が出て直ぐに設定水位までお湯が張られますが、リセット後は給湯中に数回停止しながら水位までお湯張りが完了するので、少し時間が掛かります。
※湧き上がると『お風呂が沸きました』音声ガイドが流れます。
※水位リセット後のお湯張りでは『もうすぐお風呂が沸きます』は省略されるようです。
処置後の効果確認
水位センサーをリセット後にお湯張りを行った結果、湯量設定位置になり音声ガイドも流れふろ自動ランプも消えていました。
お湯が溢れ出た不具合に対する処置としての効果が確認出来ました。
問い合せ時の確認事項
長年使用している給湯器なので今後の事も考え、問い合せ時に必要な項目を整理しておきました。
メーカー名 NORITZ
給湯器の型式
リモコン品番 RC-9101S
メーカーへの良くある質問 修理点検依頼など ↓ ↓
まとめ
今回の記事では、浴槽内のリモコンでふろ自動スイッチを入れて暫くしたらお湯が溢れ出てしまった不具合に対して、水位リセット操作をやって不具合が改善した内容をまとめてみました。
同じような不具合が発生した方がみえましたら是非試してみてほしいと思います。
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