こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事は、自宅トイレ(TOTO製)の横型ロータンク内でチョロチョロと水漏れが発生し出した原因とボールタップ部のバルブ用パッキン交換要領について詳しくお伝え致します。
※水位調整のメカニズムや調整リングの役割・調整方法ついても詳しく解説してありますので是非チェックしてみて下さい。
2025/02/16 水位調整と注意事項を追記しました。
目次
- ボールタップ型式・THYS4A
- ボールタップを取り外す主な手順
- バルブ分解とパッキン交換
- 水漏れはパッキン劣化が原因
- ボールタップを組み付け
- 水位の調整のメカニズム
- 水位調整と注意事項
- メーカーの施工説明書
- まとめ
ボールタップ型式・THYS4A
ボールタップの外し方に関して詳しく解説した記事がありますのでこちらをご覧下さい。
ボールタップ交換方法
ボールタップを取り外す主な手順
①止水栓を止める
②上蓋の手洗いホースを外す
③上蓋を外す
④内部の補助水用ホースを抜く
④タンク横の給水パイプのナットを外す
⑤ボールタップ取り付けフランジを外す
バルブ分解とパッキン交換
ボールタップのバルブ部分パッキン交換手順
①ボールタップの支点ピンを外す
②バルブ先端のパッキンを交換する
③バルブ内部の掃除をする
④バルブを組み付ける
⑤支点ピンを差し込み抜け止めを取り付ける
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分解前の支点ピン部(抜け止めとピンを確認)
①バルブ部分の支点ピンを抜き取ります。
プラスチック製の抜け止めはマイナスドライバーが有れば簡単に外せます。親指の爪で引っ掛けて取る事も出来ますが工具を使った方が安全です。
※部品が小さいので無くさないように注意します。箱等に入れておくと安心です。
支点ピンを外しバルブを抜き取った状態
水漏れはパッキン劣化が原因
②バルブパッキン交換
バルブ先端の小さなパッキン部分がフロートの連結部分を介して水を止める働きをしています。
パッキンが劣化して来ると、水の止まりが悪くなりチョロチョロと水漏れが発生します。
③バルブ内部の掃除をする
バルブ本体内部には、長年使っていた事により汚れが溜まっている場合がありますので内部を綺麗なウエス等で拭き取ります。
④バルブの組み付け
⑤支点ピン挿し込み抜け止め取り付け
以上でボールタップのバルブパッキン交換は完了です。
ボールタップを組み付け
①ボールタップをタンク穴に差し込みフランジを取り付け締め付ける。
③給水パイプのナットを締め付ける。
※内部のパッキンを付け忘れないように
④内部の補助ホースを差し込む
⑤上蓋を乗せて手洗いホースを取り付ける
水位の調整のメカニズム
ボールタップ部分の組み付けが終わったらタンク内の水位調整を行いますが、今回は調整リングの役割や具体的な調整方法についてもお伝えしておきます。
調整リングの軸部分には上下に位置を変える事が出来るようにネジ加工がしてあります。
このリングを上げたり下げたりする事で、タンク内の水位を変える仕組みになっています。
水位調整と注意事項
調整リングが下がっている状態は回転がロックされていますので必ず上に引き上げてから任意の方向に回転調整します。調整後は下ろしてロックします。
水位を上げたい時は、調整リングを上方から見て右回す(調整リングを下げる方法)
水位を下げたい時は、調整リングを上方から見て左に回す(調整リングを上げる方向)
メーカーの施工説明書
TOTO製ボールタップの組み替えや詳しい施工手順についてはこちらの施工説明書を
ご確認下さい。↓ ↓ ↓
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まとめ
今回の記事では、トイレのタンク内で発生した水漏れの発生原因とボールタップ部分のバルブパッキンの交換方法と交換後の水位調整方法について詳しくお伝えしました。
ボールタップやバルブのパッキン交換は工具を揃えれば簡単に出来ますので是非チャレンジしてみてほしいと思います。