2025/03/18 更新
※植え付けて18日が経過したので蔓や根の生長具合を更新しました。
3月になりました、寒波が緩んで春が駆け足でやって来たような気温になりました。今日は室内に置いていたグリーンピースの苗を水耕栽培キット(パワーズポット)に定植してみました。
パワーズポットは土を落とさずに植え付け出来るので、水耕栽培初心者の方も簡単に始められます。
目次
パワーズポットの概要
パワーズポットは5年程前に通販で購入した物で、毎年色々な野菜づくりに活躍しています。
材質は普通のプラスチックの様に見えますが、他のコンテナ容器と比べても表面が紫外線で劣化することもなく、とても綺麗な状態を保っています。
タンク容量は約14リットルでエアーポンプを使ってタンク内に細かい空気の泡を撹拌させる仕組みになっています。
内部構造は上の写真を見るとわかる様に、細かいエアレーションを発生させるホースが取り付けられています。エアポンプが作動すると、このホースから細かい泡がタンク内のほぼ全面に湧き上がって来ます。
この細かい気泡がネットポットの下側に付着するので植え付けた苗の根から水分や肥料成分を吸収し易くなっています。
ネットポットは3箇所あるので野菜や草花の混植(コンパニオンプランツ)にも向いています。
このパワーズポットは、ホームセンターで購入した苗の土を落とさずそのまま植え付ける事が出来ます。
今回植え付けたグリーンピースの苗は二株ですが、中央には豆科と相性の良い野菜か花を植え付けるつもりです。
植え付け前に培養液準備
始めにタンク内の上限部分まで水を張り、水耕栽培肥料の微粉ハイポネックスを加え撹拌します。グリーンピースを始め、トマトやスイカの定植時には肥料の溶液濃度は低めに設定します。
これは蔓ボケを予防するためです。私の経験から苗の定植時には希釈倍率を1000倍程度にしています。
下記の記事では微粉ハイポネックス1000倍希釈液の作り方と簡易濃度測定器TDS/ECメーターの使い方について詳しく解説してありますのでご覧下さい。
このパワーズポットの場合水量が14リットルなので14グラムの粉末をタンク内に入れてよく撹拌させます。
その後苗の成長具合を観察しながら肥料濃度を調整していきますが、収穫までの濃度はEC値換算で0.8~1.2程度で管理しています。
ネットポットに苗をセット
①ネットポットの編み目に給水布を通し、底面に軽く鉢底石等を敷きます。
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※水耕栽培専用の物でなくても、鉢底石で十分に機能します。
②購入した苗をポットから取り出して、土を落とさずにネットポットの中に入れ、隙間に鉢底石を詰めていきます。
③ネットポットの上からジョウロで水をかけて軽く洗い流します。
この時に給水布にしっかり水を含ませます。
④パワーズポットの蓋に苗を入れたネットポットを乗せて完了です。
エアーポンプを使った方が成長は早いですが、使わなくても苗は育ちます。
このパワーズポットでは過去にトマト、スイカ、ナス、カボチャ等を栽培しました。
定植後18日経過
蔓が伸びて支柱に巻き付いています。
水耕栽培の培養液タンク内で白い根も良く伸びています。
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パワーズポットでの栽培履歴
詳しい植え付け方法を解説した記事はこちらからご覧下さい。
まとめ
パワーズポットはお洒落なので室内に置いても良いしベランダや庭先でも使えます。
もぎたての野菜は格別です。美味しい野菜づくりを楽しみましょう(^_^)
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