こんにちは ご訪問ありがとうございます。
4月も中旬を過ぎ、いよいよ夏野菜を定植する時期になって来ました。
今回の記事では、水耕栽培の断熱遮光対策で使ったアルミテープ選びとトマトの高温障害予防に必要な遮光ネットについてお伝えして行こうと思います。
目次
断熱遮光の必要性
水耕栽培で使う培養液の適温は通常15℃~25℃とされていますが、ベランダ栽培では夏場になると早朝から強烈な直射日光が栽培容器全体にあたるため水温の上昇を防ぐためにも断熱遮光が不可欠です。
又、培養液の過温を防ぐだけでなくトマトの実が真夏の日光に長時間あたることで発生する裂果や実が着きにくい等の高温障害の予防にも適切な遮光が必須と言えます。
アルミテープ選び
アルミは光りを反射し紫外線や輻射熱を防ぎます。又、アブラムシ等を防ぐ効果も期待出来ます
私の場合、水耕栽培容器にはコンテナや、タライ等を使いますが、形状に沿ってピッタリと張れる作業性の良い物が便利です。
又、直射日光をまともに受ける場所で使うため耐候性の優れたアルミテープを選ぶ必要があります。
私が選んだアルミテープはニトムズのJ3140です。
ニトムズアルミテープJ3140
軟質のアルミ箔で厚さが0.05㎜と薄いため凹凸面や曲面にも張れて仕上がりもキレイです。
このテープはポリカ波板等の補修にも使っています。
シャワーマットをアルミテープで遮光
今年新たに制作したタライの上に乗せる水耕栽培蓋にシャワーマットを使いましたが、大きいサイズをカットせずにタライの上に乗せ、断熱遮光対策を行いました。
蓋の部分が広いので培養液の入るタライを強い光から守り、大きな遮光傘を被せた形になっています。
シャワーマット上面全てに耐候性アルミテープを張ってあるので遮光効果は抜群です。
又、コンテナの水耕栽培容器の上部蓋にもアルミテープを張り断熱遮光対策をしています。
コンテナ栽培容器の蓋もアルミテープ貼り付け
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高温障害予防に遮光ネット
昨年発生したトマトの裂果を防ぐためにも遮光ネットが効果を発揮してくれます。
遮光ネットは遮光率50%程度のものを選びます。
あまり遮光率が高いと光合成を阻害するので要注意です。
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まとめ
ベランダでの水耕栽培では夏場の水温上昇や高温障害予防など、早めに準備をして対策することで、トマト等の被害を最小限にする事が出来ると思います。