今回の記事は、スイカの挿し芽についてです。水に挿してから根が伸びて来るまでの期間や遮光対策など、やってみたことを簡単にまとめてみました。
目次
挿し芽のキッカケは?
5月の中旬頃、成長したスイカの蔓を紐で支柱に誘引する作業中に成長点付近の蔓をポキッと折ってしまいました。
アッ!と思った時は既に蔓はブラリと垂れ下がってしまい、取り除くしか手がありません。
そのまま捨てるのも可哀想なので水を張った瓶に取り合えず挿しておきました。
根が出るまで3週間強!
スイカの挿し芽について調べてみたところ、結構難易度が高く、上手く根が出てくれるか心配でしたがダメ元でやってみました。
水に挿して3週間近く経っても芽が出て来る気配がないので、やっぱりダメだったか~と撤収しようと思っていたところ、何と葉や蔓の付け根辺りから太い根が伸び始めているのに気が付きました。
水換えと肥料
根が出て来るまでの間、毎日水を換え、陽当たりにより水温上昇を防ぐためにアルミ箔で瓶の周りを遮光したりして結構手を掛けていました。
水に挿してから2週間位まで、葉の状態も変化が無く枯れてしまうような感じでもありませんでした。
ただ、変化が無いままで根が一向に出て来る気配がありませんでした。
そのため肥料を加えて様子を見ることにしました。
水耕栽培で使う微粉ハイポネックスをほんの少しだけ瓶に入れて撹拌した後、挿し直してみました。
それから数日後に根が伸びて来たと思われます。
せっかく根が出て来たので、定植した株の中で成長が止まってしまったものと植え替えてあげる事にしました。
成長が止まった苗は撤収しました(挿し芽の苗とバトンタッチです)
挿し芽を定植
6月9日 植え替えたスイカの挿し芽
まだ6月9日なので、これから苗が成長して着果するまで季節的に何とかギリギリ間に合いそうな感じです。
折ってしまったスイカの蔓が再生して実が出来たら嬉しい限りですが、今後の成長を裳守りたいと思います。
因みに、4月17日前後に植え付けたスイカは既に人工授粉の最盛期を迎え、毎日2個づづ位は受粉させている日が続いています。
6月9日現在で既に10個程 人工受粉を済ませ、一番大きく育っているスイカ1号は9㎝位になり、ネットで吊すのも間近です。(5/31に受粉)
まとめ
スイカの誘引中に折ってしまった蔓の成長点を水に挿してみたら根が出て来たので、もう少し早い時期なら脇芽を育てて苗を増やす事も可能かも知れません。
トマトの脇芽挿しと同じ感覚でスイカも育てる事が出来たら収穫量も増えるので試してみる価値がありそうです(^_^)