今回の記事は、室内に差し込む強烈な光を遮る緑のカーテンについてです。
目次
6月から既に猛暑
今年は6月中旬から体温を越える猛暑日、気圧配置からはいつの間にか梅雨前線が消えてしまい、まるで梅雨明けしたかのような感じです。
この季節になると、日の出と伴に窓から強烈な光が差し込みます。
朝日を遮るスイカの葉
そんな早朝からの日差しを受け止め、葉や実の成長と伴に室内に入り込む光を和らげてくれるのがスイカさんです。
小玉スイカですが、葉の大きさは手の平よりも大きく30㎝位になります。
窓を覆う様に広がった葉は根から水分を吸い上げ、蒸散作用で周囲の気化熱を奪い葉の表面温度を下げます。
そんなスイカさんのおかげで、朝日を受ける室内は窓を開けても風が涼しく感じます。
日中の室内温度上昇を防ぐトマトの葉
朝日を遮るスイカさんばかり褒めてしまいましたが、気温が上がる日中になると、トマトさんの出番です。
大玉(王様)・中玉・ミニのトリオは背丈が天井に届く位に成長し、レースのカーテンを開けても室内に入る光は柔らかく、見た目にもとても涼しく感じます。
トマトさんもスイカさんと同じく、沢山の葉が蒸散作用で周囲の温度を下げてくれます。窓際に置かれた自然のクーラーです。
暑さを乗り切る緑のカーテン
そんなスイカやトマトの葉で蓄えた光合成のエネルギーは雌花を大きく開花させたり甘い実をつくる役割を担います。
野菜の成長に不可欠なお日様の光を受けて美味しい実を作り、光を受けとめた葉の蒸散作用で周囲の温度を下げ、暑い夏を乗り切る涼しさを演出してくれるスイカさんやトマトさんは暑さを乗り切る緑のカーテンになっています。
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