今回の記事は、トマト栽培初心者の方へ脇芽で苗作りをする時のポイントや注意点について簡単にまとめてみました。
※脇芽を育てると長く収穫を楽しめるのでお勧めです。
目次
脇芽選びのポイント
トマトの脇目を水に挿しておくと茎から根が出て苗として育てる事が出来ます。
普通に脇目欠きで取ったものを挿しても使えない事はありませんが、既に花芽形成されている脇目を選ぶ事で開花や着果までの期間が早くなります。
脇目を水に挿すと約1週間程で茎から根が出て来ます。このタイミングで花芽も開花し、暫くすると実も着き始めます。
ホームセンターで苗を買う時、第一花房が出来ているものや既に花が咲いているものを選ぶのと同じで植え付けてからの実成りが早いです。
置場所に注意
水に挿したばかりの脇目で注意が必要なのは置場所です。
少し根が伸びて来たからと安心して強い直射日光が当たる場所に置いておくと葉焼けしたり萎れてしまう事があります。
一時的に萎れた脇芽
根がしっかり張って本葉が広がる頃には陽当たりの良い場所に置けますが、それまでは日陰で育てます。
瓶やペットボトルの周りをアルミ箔で包むと遮光対策になります。
根が伸びたら大きい容器へ
脇芽を挿す容器はペットボトルや空き瓶等、何でもOKですが、ある程度根が伸びて来たら大きめの容器に挿し直す事でそのまま水耕栽培として育てる事が可能です。
今回は使い古した3リットル入りジョウロに挿しましたが既に実が着き第2花房も開花し始めています。
このまま支柱に誘引して育てています。
水換えと肥料
大きめの容器に植え替える頃には、容器の水に肥料(微粉ハイポネックス)を少量入れておくと苗全体が大きく育って来ます。
微粉ハイポネックスは1000倍(1リットルに1グラム)に希釈して使います。
微粉ハイポネックス1000倍希釈液の作り方について詳しくはこちらをご覧下さい。
又、定期的な水換えにより、根からの老廃物を取り除き元気な株を維持出来ます。
今年はジョウロに挿してみたので、栽培溶液の給排水や濃度測定も簡単に出来ました。
当たり前に使っているジョウロですが、ちょっと傾けるだけで排水出来るのがポイントです。
まとめ
以上、トマトの脇目を育てる時のポイントになる脇目選びと容器の置場所、水換えや肥料について簡単にまとめてみました。
トマト栽培初心者様の参考になればと思います(^_^)
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