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小玉スイカの裂果原因と対策について!

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ベランダで育てている水耕栽培スイカ(ニュー小玉黄色)が後10日位で収穫出来る段階で1つだけ割れてしまいました。

 

今回の記事では、スイカの裂果が発生する原因と対策についてまとめてみました。

 

目次

 

裂果発生時の状況

 

7月になり気温の上昇と共に水耕栽培スイカの培養液消費が増えて来ました。

 

36㍑のタンクを使っていますが、2日位で水位が半分位まで低下します。

 

葉から蒸散と水面からの蒸発が重なり、この季節は自然発生的に水位が下がります。

 

つい先日もスイカ栽培の培養液タンクを見たら、かなり水が少なくなっていたので、ネットポットの直ぐ下まで水を補給して肥料も追加しました。

 

ところがその翌日、収穫を待つのみとなっていたスイカの実がパカッっと割れてしまっていました(^_^;

 

それも、普通にヒビ割れしたと言う状態ではなくて、全体的に破裂したみたいになっていました。

 

裂果した推定原因

 

一般的にスイカの裂果は果実の肥大と果皮の成長バランスが崩れる事によって発生します。

 

水耕栽培の小玉スイカで裂果が発生した状況から原因を推察すると、水位が下がって来たタンクに一気に水と肥料を追加した事により、根から水分と養分を吸い上げた実の成長バランスが崩れ、実の内圧が上がり表皮の部分が耐えられなくなり破裂してしまったのではないかと思われます。

 

ただ、着果している他の実には問題が無い事を考えると、ただ単に水量や肥料を追加した事による問題だけではなく、陽当たり具合によって実の温度が上がりすぎてしまった事も裂果原因の可能性があります。

 

裂果を再発させないために

 

割れたスイカの実は1つですが、他の実にも被害が出ないように、出来る事をやってみる事にしました。

 

①水位が下がって来ても、培養液の補充は少しづつ行い、水温の急激な低下を防ぎ、根全体から一気に水や養分を吸い上げないようにする。

 

②直射日光が強く当り過ぎる実には周囲の葉で隠れるように誘引してみた。

 

③液肥を補充する時は、肥料濃度を下げて果実と果皮の成長バランスが崩れないように注意する(濃度はEC値で0.7程度にする)

 

まとめ

 

水耕栽培スイカの裂果原因は様々ですが、猛暑の時期になり果実の急激な温度上昇や水位低下時の水補給等、日々の観察を注意深く行う事で再発防止をして行きたいと考えます。