車に乗り込んでエンジンを掛けようとした時、ハンドルロックが原因でエンジンスタートスイッチを押しても始動しない時ってありませんか？
今回の記事では、ハンドルロック作動の仕組みやロックを解除してエンジンを始動する方法について簡単に整理したいと思います。
目次
ハンドルロック作動の仕組み
ハンドルロック作動時のイメージ図
ハンドルロックは盗難防止機能で、エンジンが掛かっていない状態でハンドルを回転操作することによって作動します。
＊作動する仕組みとしては、ステアリングシャフトのシリンダーキー部分に穴があり、ハンドルを回す事により突起部が入り込み不正なエンジン始動や車両移動を防ぐ働きをします。
どんな時に作動する？
このハンドルロック機能は、例えば駐車場に車を停めてエンジンを切り、車から降りる時にハンドルを回してしまった時にも作動します。
車に乗り込んだ時も、エンジン始動前にハンドルを動かすとカチッ！とロックが入る時があります。
又は、車内の掃除や洗車時にもうっかりハンドルを回してしまうことがありますが、こんな時もハンドルロックが働きます。
このハンドルロックが作動した事って意外と自分で気が付かない場合があるので急いでいる時等は要注意です。
ロックを解除する方法は？
ロック解除時のイメージ図
エンジンスタートボタンを押してもエンジンが掛からない時は慌てずに次の操作を行います。
①シフトレバーを🅿️にする
②ブレーキペダルを踏み込む
③ハンドルを左右に動かしエンジンスタートボタンを押す。
尚、車の電子カードキー等は必ず身に付けておきます。
この３つの操作でハンドルロックが解除されエンジンを始動する事が出来ます。
意図しないロックを防ぐ
ハンドルロックの作動や解除方法を理解したうえで、意図しないハンドルロックを作動させないためにやっておくべき簡単な方法があります。
駐車場に車を止め、エンジンを切って車から降りる時はハンドルを中心におくクセを付けると意外とハンドルロックをさせづに済みます。
※エンジンを切る前にハンドルを中心にする
その理由は、車に乗り込だ時にハンドルが曲がっていると無意識のうちに真ん中へ戻そうとします。その時はエンジンを掛ける前なのでロックが掛かってしまい余分な操作が発生してしまいます。
そんな事にならない様に常日頃から停車時はハンドルを回転方向の中心に置いておくことで回避出来ると思います。
その他の原因でエンジン始動しない場合
ハンドルロック意外でエンジンが掛からない時は電子キーのバッテリー低下や、車の始動用バッテリー自体の不具合も考えられます。
電子キーやバッテリー容量の点検等、必ず定期的な点検を行う事をお勧めします。
エンジン始動トラブルに関連する記事がありますのでこちらをご覧下さい
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まとめ
車のハンドルロック作動の仕組みや解除の方法、意図せぬハンドルロックを防ぐ方法について簡単にまとめてみました。
ハンドルロックが原因でエンジンスイッチを押しても始動しない場合は慌てずにロック解除を行いましょう。
猛暑が続き、注意力が散漫になりがちですが、車の運転時は十分な安全確認を行い無事故でお過ごし下さい。
ご安全に！
