今回の記事は掃き出し窓等に取り付けられている網戸の動きが悪くて困っている方のために、『網戸の動きが重くなる原因と一発解決出来るスプレー潤滑材』についてお伝えして行こうと思います。
網戸の動きが悪くなると、動かす度にジャージャーと大きな擦れ音がして、早朝ならご近所の方にも迷惑をかけてしまうことにもなります。
今回お伝えするスプレー潤滑材で整備することで、片手で軽く動かせるようになり、網戸を動かす時に感じるストレスや不快な擦れ音も綺麗に解消出来ます。
目次
網戸が軽く動く仕組み
自宅の古いタイプの戸車
一般的な網戸はアルミサッシのレール上をスライドする仕組みになっていて、網戸の加重を支えているプラスチック製の戸車がレール上をスムーズに回転することによって軽い力で動かすことが出来る構造になっています。
つまり戸車が抵抗なく回転してくれる状態を維持して行くことが網戸を常に軽い力で動かせるための条件になります。
網戸が重くなる原因
網戸の戸車は錆び等の影響を受けないプラスチック製の物が使われている事が多いと思います。
施工時には一定の潤滑グリス等を塗布していると思いますが、野外の湿気をアルミサッシのレールを通じて常に受けていることもあって、戸車の軸受け部分に汚れが溜まり、戸車自体がスムーズに回転出来なくなって来ます。
つまり軸受け部分の潤滑が切れてしまい、戸車が回転し難いまま網戸を動かす事になるとジャーと言う異音が発生して動作がとても重くなってしまいます。
一発解決策はスプレー潤滑材
そんな不具合を解決するために使われる潤滑材には一般的に汚れが付きにくいシリコンスプレーを使いますが、戸車の回転軸部分に吹きかけるならグリススプレーでも何も問題は起きません。
現に私が今現在使っているスプレーはベアリング部分の潤滑にも使える万能タイプの物を使っています。
どちらのタイプでも戸車の回転自体をスムーズにしてくれる作用を持っていることには変わりません。
使い方は簡単
①始めに網戸を外して戸車の部分がみえる様に横向きにします。
②アルミサッシのレール部分と戸車部分の汚れをしっかり掃除します。
③戸車の回転する部分を中心にしっかりとスプレー潤滑材を塗布します。
④手で戸車を回して潤滑材をなじませます。
⑤網戸に付着した余分な潤滑材は綺麗に拭き取ります。
⑥網戸を元に戻し、軽く動くことを確認します。
以上で動きが重くなってしまった網戸の手入れは完了です。
この作業で網戸が驚く程に軽く動くようになった事を確認出来ると思います。
※潤滑剤で一発解決ですね!
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グリススプレーは戸車の軸受けにベアリングを使っているタイプにも有効で、換気扇等の回転異音事にも使える万能タイプです。
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まとめ
網戸のレール部分にはホコリや汚れが溜まりやすいので定期的な清掃が欠かせません。
また、今回ご紹介したスプレー潤滑材も早めに塗布することで効果が持続すると思います。