今回は不要になった熱帯魚水槽を水耕栽培容器として利用する簡単な方法についてお伝え致します。
熱帯魚水槽が水耕栽培容器として使い易い理由から実際の利用例について詳しく見て行きます。
目次
水槽が水耕栽培に使い易い理由
①元々水槽なので水を溜めておくのには最適な作り方がされている
②飼育用に使っていた水槽であれば濾過槽や水中ポンプ、エアポンプ等も備わっているため容液中への送気や循環用としても直ぐに利用出来る。
③小型の物であれば軽量だし室内での移動も簡単。
④溶液循環させることで野菜の生育が早い
熱帯夜飼育をされている方は結構沢山の水槽を持っていると思います。
小さな水槽から始めた熱帯夜飼育も次第に大型化してしくうちに、いつの間にか小型水槽が使われなくなってしまったと言う方も見えると思います。
もしも、そんな水槽が部屋の片隅や物置に眠っていたらもう一度活躍する場所を作ってあげてみては如何でしょうか?
小型の水槽と言っても、きちんと濾過装置が付いているので、例えば水耕栽培の容器に転用すれば上部フィルターにしても、外部フィルターでも溶液を循環させたり空気を送り込む機能は始めから備わっています。
つまり熱帯魚飼育水槽はそのままでも水耕栽培容器として直ぐに利用出来る訳です。
と言うことで、私が水槽を水耕栽培容器として使っている実例をご紹介して行きます。
600㎝水槽を使った例
水耕栽培用の溶液を循環させるために使っているのはジェックスメガパワーの水中ポンプで補充用に購入しておいた物を使っています。
ポンプを水槽壁面に引っかけるステーもメガパワー購入時に付属品として入っていた物で、送水用のパイプ等も熱帯魚飼育していた時の物をそのまま転用しています。
水中ポンプから汲まれた溶液は、送水パイプから水面へ勢い良く吐出されるため、噴霧状になった溶液の栄養をネットポット内の根が吸いやすい環境を作りやすくなっています。
苗を植え付けるネットポットは、発砲スチロール製の板に穴を開けて水槽の上に乗せる様にしてあります。
発砲スチロール製なので、カッターナイフでも簡単に加工出来ます。
真夏等高温になるのを防ぐために100均で購入したアルミシートを両面テープで貼り付けて断熱しておきます。
この様に市販の水槽であれば上部に苗を乗せる発砲スチロール製等の板に加工穴を明けるだけで出来上がります。
お伝えした例は60㎝水槽でしたが、大きさ等には関係なくどんな物でも応用出来ると思います。
だたスイカや大玉トマトなどを作る場合にはある程度の水量がある物を選んだほうが良いと思います。
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水耕栽培スイカづくり
この様に不要になった水槽を利用して毎年夏場には水耕栽培スイカづくりを楽しんでいます。
60㎝水槽なので水量も多く根張りが凄いので沢山のスイカが収穫出来ます。
ここからは水槽を利用した水耕栽培スイカづくりに関連した記事をご紹介致します。
まとめ
今回は不要になった水槽を使った水耕栽培容器の作り方や利用例について簡単にお伝え致しました。
自宅で眠っている水槽やプラ容器などが有りましたら有効活用しては如何でしょうか。