2022年6月14日更新
今回の記事ではこれから熱帯魚の飼育を始めようと思っている方、新たに魚を購入しようと考えている方に、オールガラス水槽の隅から魚が飛び出さないようにシリコンチューブを使った簡単な方法をご紹介したいと思います。
この記事はオールガラス水槽をお使いの方を対象にした改善事例ですので、枠有水槽をお使いの方は、関連記事をご覧下さい。
目次
ガラス蓋の角に隙間が出来る
水槽の中で枠有水槽とオールガラス水槽では、上部の構造が違います。
枠有の場合は、樹脂製の枠が水槽の上にしっかりと被せられているため、その上に乗せるガラス蓋が枠内にピッタリとはまり隙間が出来にくい構造になっています。
そのため下から魚が這い上がるように泳いで来てもそのまま飛び出てしまうことはありません。
一方でオールガラス水槽の場合は上部に枠が無いために、ガラス蓋を乗せる部分にどうしても隙間が出来やすく、稚魚や小型の魚等は飛び出しやすい構造になっています。
私が愛用しているコトブキレグラスR900は前面が90に曲げてある水槽なのでどうしても上部に乗せるガラス蓋との隙間が出来てしまいます。
魚が飛び出し易い場所
ポリプテルスのような底物は水槽の壁面を這いあがるように泳ぐことが良くあります。
特に前面の折り曲げられられたガラス面の内側から隙間付近に頭を打ち付けるような泳ぎ方をしているのをよく見かけます。
グッピー等の小型の魚でも飛び出しがありましたが、やはり水槽の壁面からの隙間が原因でした。
ガラスをシリコンチューブで挟む
そこで、オールガラス水槽の上部にシリコンチューブを被せるように取り付ける事でガラス蓋との隙間を無くすようなくふうをしました。
この方法はとても簡単でチューブを立てに切り、ガラス水槽の上部を挟むように被せていくと丁度ガラス蓋との隙間が無くなるくらいにピッタリとはまります。
なぜシリコンチューブを使うかと言えば、材質的に柔らかいのとガラス面にピッタリと張り付くように取り付けが出来るのでこれを使っています。
普通の外部フルター等で使われている透明のビニールチューブ等でも代用出来るとは思いますが、加工性等を考えるとシリコンがおすすめです。
水槽に合わせたチューブ選び
私が使っているレグラス900Rはガラス厚が10mmなので太めのチューブを使っています。
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ガラス厚が薄い場合は細目のチューブでもいいと思います。
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まとめ
オールガラス水槽とひとくちに言っても、大きさやガラスの厚み等さまざまなので、使っている水槽にあわせてチューブを選ぶ必要があります。
他にも色々なアイデアでセンス良く飛び出し防止をされている方も沢山みえると思いますが、チューブを縦に切って手っ取り早く簡単に取り付ける方法もアリかなと思います。
いづれの方法にせよ買ったばかりの魚が飛び出してしまうことだけは防ぎたいですね。
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