こんにちは ご訪問ありがとうございます。
この記事では初めて水耕栽培トマトづくりをされる方へ、ハイポニカ水耕栽培装置でのトマトづくりについて、栽培装置の特徴や使い方、苗選び、水耕栽培肥料、定植時の溶液濃度、等を中心に解説して行きたいと思います。
目次
- 私が選んだハイポニカSarah
- 溶液循環タイプSarahの使い方(概要)
- 水耕栽培肥料の選び方
- 病気になりにくい苗を選ぶ
- 第一花房に花が咲く頃に定植
- 成長点の観察でツルボケさせない
- 第一花房の実がピンポン玉位になって来たら濃度調整
- 水位低下に注意して水補給+濃縮液補給
- 大玉トマトイエローを沢山収穫
- 関連記事
- まとめ
私が選んだハイポニカSarah
※購入して5年以上使い続けています
Sarahの特徴は根張り部分と溶液タン部分が分離されており、小型の水中ポンプによって溶液を常に循環させる構造になっています。
タンク容量35Lと大きくトマトやスイカ、メロン、キュウリ等の栽培に適しています。
この水耕栽培装置では毎年大玉トマトやスイカを作っています。
溶液循環タイプは、根の先端部分に濃度が均一になった溶液が常に循環していることで、必要な養分を何時でも吸収出来る状態が維持されています。
つまり、トマトの根は何時でも好きなだけ養分を吸収し、どんどん成長していける訳です。
ハイポニカSarahで育てているトマトの葉には毎朝沢山の水滴が着いており夜間に吸い上げた水分+養分が根から葉の先まで十分に行き渡っていることを示しています。
しかも、空気を取り込むようにハイプに穴加工が施されているため溶液中の酸素補給も常に行われていることになります。
溶液循環タイプSarahの使い方(概要)
・溶液タンク内に循環用の水中ポンプを取り付けます。
・溶液の水位確認用のフロート(水位計)を取り付けます。
・タンク内にフロートが満水を示すくらいまで水を入れます。
・水耕栽培肥料を規定の希釈倍率に設定し溶液濃度調整を行います。
・栽培する苗を栽培容器のポット部に定植します。
・循環ポンプを起動して栽培を始めます。
※詳しくは購入したハイポニカ装置等の取り扱い説明書をご参照下さい。
水耕栽培肥料の選び方
ハイポニカ液体肥料‥2液タイプで500倍に薄めて使用します。
病気になりにくい苗を選ぶ
苗を選ぶ時は、接ぎ木苗等病害虫にかかりにくい苗を選ぶことが大切です。※苗のタグ表示等でよく確認します。
第一花房に花が咲く頃に定植
トマトは若苗を定植してしまうと茎や葉っぱが異常に太くなるツルボケが発生しやすく、一旦ツルボケになってしまうと修復するのに時間がかかります。
定植するポイントは苗の第一花房に花が咲く位に植え付けします。
苗を購入した段階で既に花が咲いて小さな実が着いているものが有ればそのまま植え付けしても大丈夫です。
成長点の観察でツルボケさせない
定植時にもうひとつ注意する事は、溶液濃度です。
簡易濃度計で測定しながらEC値0.4位から始めて成長点が綺麗に広がっているかを常に観察しながら成長具合を見極めます。
若干肥料が足りないかな?という位で管理し、茎や葉ばかりが茂るツルボケにならないように気を付けます。
第一花房の実がピンポン玉位になって来たら濃度調整
土栽培でも同じですが、第一花房が大きくなり始めたら溶液濃度をEC値O.7位に調整して行きます。
実の成長や葉先の成長点も常に観察しておきます。
収穫期現在はEC値0.7位です。
水位低下に注意して水補給+濃縮液補給
7月にもなると、溶液の吸収に合わせて水分の蒸発による液面の低下も早いので毎日補給が必要になって来ます。
この時、簡易濃度計で測定しながら、液肥の濃縮液も補給します。
EC値換算で0.5位 画像ボケてすみません(^_^;
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大玉トマトイエローを沢山収穫
ハイポニカSarahで昨年も沢山の大玉イエロートマトを収穫しました。
今年6年目になるハイポニカSarahの凄さをあらためて実感しています。
味も普通の桃太郎と同じくらい美味しいいです。
ベランダで栽培するなら、ハイポニカSarah1台のみで栽培環境を独占してしまうくらいに大きくなります。
大玉トマトやスイカを栽培してみたい方におすすめの一台です↓ ↓ ↓
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ベランダで野菜づくりを始めよう!
水耕栽培スイカを始めるならこちらの記事をご覧ください
まとめ
以上、水耕栽培装置ハイポニカSarahで私がやってきたトマトづくりについてまとめてみました。
これから水耕栽培を始める方の参考になれば幸いです。