2021年3月17日 更新
こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回は、当ブログ水耕栽培で各所に登場する超簡単な栽培キット『パワーズポット』にベランダのプランターでいつの間にか芽を出していたパセリの苗を実際に植え付けてみたいと思います。
パワーズポットは購入して来た苗の土を落とすことなく簡単に植え付けられるのが特徴なので、植え付ける工程を詳しく解説することでパワーズポットの便利さをお分りいただけたらと思います。
それでは植え付けまでの主な工程を順番に説明して行きます。
4月11日現在 放置気味だったパセリも大きく育って来ました。
目次
- ➀栽培に必要な苗を準備します
- ➁ネットポットに給水布を通して軽石を薄く敷きます。
- ➂苗を入れて周囲を軽石で埋めます。
- ➃ネットポットを本体の上に乗せます
- ➄パワーズポットの本体に液肥を入れて撹拌します。
- ⑥溶液濃度確認
- ⑦エアレーションのポンプ
- ⑧まとめ
➀栽培に必要な苗を準備します
花・野菜等お好きな苗をホームセンター等で購入します。(今回はたまたまベランダで芽を出したパセリを使います)
購入した苗を使う場合は、根を崩さずそのままネットポットに入れます。
➁ネットポットに給水布を通して軽石を薄く敷きます。
給水布選びの注意点
ここで給水布を使う場合に注意が必要な事があります。
栽培溶液で溶けてしまうような布も有りますので、マイクロファイバー製がお勧めです。私が毎年使っている給水布はワークマンで購入した物を適度な幅に切って使用しています。とにかく安くて長持ちします。
特に気を付けたいのが、台所で使う薄い布は栽培溶液中で溶けてしまうことがありましたので、なるべくなら使わない方が無難です。
ネットポットの軽石
パワーズポットを購入した時には付属品としてハイドロボール(ネットポットに入れるもの)が入っていますが、やはり何度も使い回していると消耗して来るので補充で購入するなら普通の鉢底に敷く軽石で充分に間に合います。
下の写真に入っているのは普通にホームセンターで購入した鉢底石です。
➂苗を入れて周囲を軽石で埋めます。
今回はパセリの苗を使っていますが、購入して来た苗をそのまま根を崩さづに入れて周りに軽石を入れてあげればOKです。
この状態でネットポット全体に上から水をかけて汚れ落としを兼ねて給水布にも充分に水が含まれるようにします。
➃ネットポットを本体の上に乗せます
上記までの準備が出来たら本体の中にネットポットを乗せます。
➄パワーズポットの本体に液肥を入れて撹拌します。
ここで使う液肥は2液タイプのハイポニカ・微粉ハイポネックス・大塚ハウス肥料等どれを使っても栽培出来ますが、今回は昨年作り置きしてあった大塚ハウスの濃縮液があったので使うことにしました。
溶液栽培肥料選びに関しては詳しい記事を書いていますのでこちらをご覧下さい。
パセリの苗を植え付けた後に、給水布が水を吸い上げ易い状態になっているかを確認しておきます。
⑥溶液濃度確認
PPM値で実測328なのでEC値換算すると0.7くらいです。栽培する野菜や花によっても定植時の濃度は違ってきますが、薄めで管理していけば間違いないと思います。
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⑦エアレーションのポンプ
エアーレーションは溶液の撹拌と酸素を補給するために使いますが、根が充分に伸びてくればエアレーションが無くても野菜は育ちました。電気代は1ヶ月36円なので心配するようなことはありません。
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⑧まとめ
パワーズポットはベランダやリビングにも置けるお洒落な水耕栽培キットなので野菜や花を育ててみたい方にはおすすめの一台だと思います。
私もパセリが大きくなるのを楽しみに育てようと思っています。
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