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安全ブレーカー落ちに気付かず冷蔵庫を買い換えてしまった失敗談と確認すべきこと!

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2022年8月18日更新

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こんにちは ご訪問ありがとうございます。

 

今回の記事は、『安全ブレーカー落ちに気付かず冷蔵庫を買い換えてしまった』そんな凡ミスをしないために、一部の家電が突然使えなくなってしまった場合の確認すべき点について整理してみました。

 

目次

  

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実際の故障事例

 数年前に急に冷蔵庫の冷えが悪くなり扉を開けても電気も点かないし、コンセントを抜き差ししても何の反応も無くなっていました。

 

部屋の電気は点いているし、10年以上も使っている冷蔵庫なので、てっきり寿命かと思い新しい冷蔵庫を購入して入れ替えてみましたが、状況が変わらずに唖然としてしまいました。

 

その後、台所用コンセント専用の安全ブレーカーが落ちていた事に気が付きブレーカーを復帰させて無事に冷蔵庫を運転させる事が出来ました。

 

安全ブレーカーが落ちた原因は10年以上使っていた冷蔵庫自体に何らかの異常が発生していた可能性もあります。

   

凡ミスしてしまった原因 

 

何故?最初にブレーカーを見なかったのか?と自問自答。

 

今までの経験では室内照明が消えてしまった時にブレーカーを復帰したことはあったのですが、一部のコンセントに使われている安全ブレーカーが落ちていた事が無かったことから、冷蔵庫自体の故障だと思ってしまったのがミスの原因だと思います。

 

ブレーカー落ち=照明消えという勝手な先入観があったのもミス原因かも知れません。

 

安全ブレーカーはコンセント毎に配置

 

今後そんなミスを繰り返さないために、分電盤や安全ブレーカーについて勉強してみました。

 

家庭内で運転している家電等はそれぞれの部屋に設置されているコンセントから電源を供給しています。

  

室内の各コンセントにはそれぞれ使用出来る容量が決められており、分電盤内に有る安全ブレーカーで保護されています。

 

例えば、台所に置かれた冷蔵庫が何らかの原因で負荷が大きくなり分電盤内の安全ブレーカーが作動してしまうと、冷蔵庫の電源が遮断されて扉を開けても照明も点かなくなります。

   

分電盤内ブレーカーの調べ方

 

次に家電製品が突然使えなくなった場合に調べるべき分電盤内の点検箇所を見て行きたいと思います。

 

始めにチェックするのは右側に並んでいる安全ブレーカーです。

 

下向きに切りになっている所が無いかを確認します。

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下向きになっている箇所があればそのコンセントで使用されている家電等をチェックします。

 

家庭用の分電盤は一般的には上図のようになっています。

 

左側から順番に説明します。

 

サービスブレーカー

 

電力会社と契約している容量で最大で何アンペアまで使えるかを示しているのがサービスブレーカーの下に張られているシール30A?60A?です。

 

最大で表記してある容量まで使用出来るということです。

 

漏電ブレーカー(漏電遮断器)

 

保護装置のためのブレーカーで規定以上の電流が流れると回路を遮断するブレーカーです。

 

サービスブレーカーと同じ働きをしますが、こちらは安全保護用に取り付けられています。

 

回路別の安全ブレーカー

 

安全ブレーカーは部屋毎のコンセントや洗面所コンセント等、回線毎に分かれています。

 

例えば、30Aの契約で電子レンジと炊飯器・掃除機等を使うと使用している機器の設定によってはブレーカーが落ちる事があります。

 

一般家庭に設置されている容量を超えた場合は安全ブレーカーが落ちます。

 

安全ブレーカーが設置していないと一部の部屋で容量オーバーが発生するとメインブレーカーが落ちてしまうので夜間であれば全部の部屋の中が真っ暗になってしまいます。

 

冷蔵庫の不具合原因 

 

以上のような構造になっていることから、故障事例にあったようなトラブルでは、冷蔵庫のコンセントを差している回線の安全ブレーカーが作動。

  

つまり、保護回路が働いたことによる電気回路の遮断が原因だったわけです。

 

安全ブレーカー復帰前にやっておくこと

 

上記のようなことからブレーカーが落ちてしまった箇所と原因がはっきりしたと思います。

 

ここで安全ブレーカーを復帰すればいい訳ですが、その前に点検しておく箇所があります。

 

例えば、冷蔵庫のコンセント部の回線で電子レンジを使った事により負荷が掛かりブレーカーが作動した場合等、原因がはっきりしている場合はそのまま復帰しても構わないと思います。

 

しかし思い当たるふしが無いのに突然ブレーカーが作動する場合は、コンセント付近の清掃や、冷蔵庫自体の後部配線類を一旦点検しておく方がいいと思います。

 

ホコリが堆積していることが起因してブレーカーが作動することも考えられます。

 

コンセントにホコリが溜まると火災の原因にもなりかねないので、掃除を含めて点検しておく方が安心だと思います。

 

冷蔵庫内や配線類・コンセント部分に問題が無ければ、コンセントを差して子ブレーカーを入れてみます。

 

問題が無ければ、使用しながら様子をみます。

 

繰り返しブレーカー作動時は電気屋さんへ 

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掃除や点検後も再び安全ブレーカーが落ちてしまう場合は、最寄りの電気屋さんに連絡をして点検してもらいましょう。

 

冷蔵庫本体の不具合であれば交換が必要ですが、他の原因があるといけないので専門の電気屋さんに調べて貰った方が安全です。

 

まとめ

  

家電の故障原因はさまざまですが、自分で確認出来るチェック箇所を押さえておけば判断ミスによる無駄な出費を防ぐことが出来ます。

 

家電が急に使えなくなった場合は安全 ブレーカーが落ちていないか?今一度確認してみましょう!

  

家電の交換はしっかり診断してからでも遅くないと思います。

 

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