こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事は、斜面の修復で使ったストロング杭についてです。普通の単管杭と比較しながら特徴や実際に打ち込んでみた感想についてお伝えします。
目次
単管杭規格
普通の単管杭はJIS規格で外径48.6㎜ 厚さ1.8㎜の鋼管となっています。
私が始めに購入した単管(下写真)は足場組み立て用の資材売り場で購入した物ですが、寸法的には同じです。
杭打ち作業時の困り事
普通の単簡杭を地面に打ち込む時は、打ち込み用のキャップと地面に打ち込む側にロケットをはめ込んで使います。
つまり、単管・キャップ・ロケットの3点セットで打ち込み作業を使う事になります。
私がこの単管杭を使う場合ハンマーを使って打ち込みますが、ハンマーの衝撃でキャップが凹み打ち込む途中で外れたり単管の先端が変形したりします。
キャップが変形すると使いにくいので新しい物に交換します。
場所の悪い傾斜地での作業で、上まで取りに行くのも大変なので、予備を持ち歩いて作業していました。
雨水侵入防止
特に気に掛かったのが、キャップが無ければ単管の中に雨水が入ってしまうので、打ち込み作業が終わった時点で、キャップの上にステンレスのテープを巻いて雨水の浸入防止をしました。
単管杭はかなりの数使いましたが、一本づつステンレスのテープをき付けておきました。
※因みにこのタイプ以外にも打ち込み側が潰してあり尖っている物もあります。
ストロング杭を使ってみた
普通の単管杭ではそんな困り事はありましたが、作業を続けている途中で行き付けのホームセンターに丈夫そうなストロング杭を見付け、使い易そうなので購入しました。
丁度補充が必要だったので良いタイミングでした。
購入したストロング杭を早速現地に持ち込み使ってみました。
普通の単管杭と違ってキャップやロケット等の付属品を付けなくても良いのと、頭部が頑丈に出来ているので、ハンマーの衝撃にも変形したりせず簡単に作業が出来ました。
又、ストロング杭と板で地面を踏み固める作業中に、別の場所で使用する場合でも抜き取って何度でも使えました。
一体構造になっているので使い勝手がとても良いです。
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まとめ
今回の記事では普通の単管杭打ち作業での困り事やストロング杭の特徴、使ってみた感想等を簡単にまとめてみました。
使う場所や用途に合わせて杭選びをすれば作業効率が上がり工期も早くなると思います。
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