熱帯魚ファンの皆さんこんにちは
ご訪問下さいましてありがとうございます。
熱帯魚飼育をされている方は、上部フィルター・壁掛け式フィルター・外部フィルター等、其々お好みのろ過フィルターを使っていると思います。
メンテナンスのタイミングを知る事から考えると見た目で判り易い上部フィルター等は汚れ具合を簡単に判断出来ます。
一方、外部フィルターに於けるポンプやろ過槽の異常を判断するには、ろ過機能が低下してきたことを見極めるポイントを知る必要が有ります。
今日の記事は、私が愛用している外部フィルタージェックスメガパワーのメンテナンスについて、不具合現象から判断する清掃箇所・ろ過タンク清掃時の注意事項を中心にお伝えして行きたいと思います。
目次
ろ過ポンプから異音が発生
主に大きなゴミを吸い込んでしまった場合や、水槽内面の掃除をした後等に細かい糸屑が水中に入り込み、ポンプのインペラーに巻き付いたりすると異音が発生し出します。
キーンと言うような吸い込みを阻害している音が出てくる場合はポンプを外してインペラー部分の羽根や軸の部分を綺麗に掃除します。
私のメガパワーでもこの現象が発生したことがありました。
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高周波の音が水中ポンプ付近から聞こえて来た時は、ろ過タンク内の詰まりも考えられますので、運転を止めてろ過タンク内部の点検・清掃を行います。
11月20の夜に、時々ピーンと言う音が聞こえ出し、暫くすると消えてしまう。これを断続的に繰り返す現象が発生し出しました。
過去の経験から、ボールタップからメガタンクを外してろ材の掃除を行ったところ異音の発生はしなくなりました。
排水パイプの流速が弱くなった
ろ材や給排水タップ、ホース内面の汚れが溜まってくると流速が低下して排水の勢いが低下してきます。
この現象のままにして置くと水の循環が悪くなり水質の悪化に繋がるために、各部分の分解掃除が必要になります。
給水・排水パイプ内やタップ内部の汚れは分解してホース内側を掃除出来る長い専用のブラシを使います。
スパイラルブラシがあると曲がったところも掃除出来ます。
ろ過タンク内のバクテリアは捨てずに使う!
外部フィルターを定期的に掃除してみると底部分には、ドロドロになった一見汚れのように見えるものが堆積していますが、これは熱帯魚飼育には不可欠なろ過バクテリアが溜まって出来たものです。
私がよく出掛けるショップの方に教えていただいた話ですがろ過タンク内の底にあるものはバクテリアなので、捨てないように!
ろ過タンク内のリング濾材にもバクテリアが沢山付着しているので掃除をする場合は軽く飼育水ですすぐ程度にしておきます。
タンク内や濾材を水道水でジャバジャバ洗ったりすると、水道水内に含まれる塩素によってバクテリアが死滅してしまい、せっかく安定していた水槽の飼育環境が立ち上げ時に逆戻りしてしまう恐れがあります。
ろ過タンク内部を見ると綺麗に洗いたくなりますが、ここは注意がひつようです。
生物ろ過のバクテリアが居なくなると、水が白濁したり何時まで経っても水槽の水が濁ったままになってしまします。
タンクの底にたまったものは残して、リングろ材を軽く飼育水で洗う位にとどめておくのが魚達にとっての住みやすい環境を維持するコツになります。
定期的な水換えをしていればメンテは殆ど不要
私が飼育しているアロワナやポリプテルスの水槽は外部フィルターのジェックスメガパワーですが、半年以上ろ過タンクの掃除はしていません。
勿論ですが水替えは平均して2W/1回位は半分程度行っています。
水流やポンプの異常等が発生していなければ、ろ過タンク内のバクテリアがフル稼働して水槽内の環境は維持されいると判断しています。
ろ過タンク内は全てリングろ材
ジェックスメガパワーを購入すると数種類のろ材がタンク内に重ねて入っています。
飼育する魚や水草等によっても違いますが、ろ材は定期的に交換が必要とされています。
私の場合はろ過タンクの中は大き目のリングろ材のみしか入れていません。
そのためにろ材の目詰まりによる流速低下等は殆ど発生せずメンテナンスフリーに近い状態が維持出来ていると思います。 ※これは私の飼育環境での参考です。
外部フィルター内に入れているリングろ材に付着したバクテリアがしっかりと働いていることを証明している結果だと思っています。
まとめ
外部フィルターのろ過タンク掃除のサインは
➀メンテは排水パイプの流速低下
➁ろ過ポンプの異音
ろ過タンク清掃時の注意事項は
➀ろ過タンク内のバクテリアを捨てない
➁ろ材は飼育水で軽く洗う
➂水換えをしていれな殆どメンテ不要
➃ろ過タンク内はリングろ材のみでもOK
以上、関連記事を含めて説明させて頂きました。