こんにちは ご訪問ありがとうございます。
毎日の通勤、通学に使う靴は常に風雨の影響を受けて汚れ易く、手入れをしておかないとせっかく購入したピカピカの靴もシミが出来たり黒ずんで見た目が悪くなってしまいます。
そんな事にならないためにも防水スプレーを使うと思いますが、スプレーした部分に水が掛かった時にどうしてコロコロと落ちるのか?
普段当たり前に使っているスプレー剤の撥水機能について素朴な疑問を持つ方もみえると思います。
今回は先日靴屋さんで購入して来たAMEDASの防水スプレーを使ってみた感想と水が転がるように弾く撥水機能について探ってみました。
目次
撥水性が発揮される秘密
水に濡れやすい表面
例えば撥水処理をしていない革靴の上に水滴を垂らした場合、表面に広がるように濡れてしまうと思います。
水を弾きにくい革のままでは濡れやすいと言う当たり前のことですね。
これは材料の表面と水滴の接触する角度(接触角)によって決まるために、未処理の革の上に落ちた水滴の接触角は非常に小さいために濡れてしまうと言うことになります。
水を弾く表面
一方で、防水スプレー処理をした場合、スプレーに含まれるフッ素樹脂により表面と水滴との接触角が大きくなり、コロコロと弾いて落ちてしまう事になります。
フッ素の防水スプレーで処理した場合接触角は120度位になります。
因みに蓮の上でコロコロしている水玉を見た事があると思いますが、接触角は160度になるそうです。
フッ素の防水スプレーが水を弾きやすい秘密が何となく理解出来たと思います。
AMEDAS防水スプレーの特徴
①幅広い用途に使える
ツヤ革、起毛革、スエード、布地等にも使えます。
②強力な撥水 撥油性能を発揮
フッ素のパワーで水滴がコロコロ転がる防水力を発揮、又通気性を損ないません。
③高い付着率
スプレー時に空気中への浮遊を低減した安全性の高い商品です。
使用上の注意と使い方
※通気性の良い場所で使います。
※火気厳禁です。
①使う前に良く振ります
②靴から20~25㎝離して円を書く様にスプレーします
③一足あたりのスプレー時間は5秒程度です
④スプレー後は15分程渇かします。
使ってみた感想
愛用の靴で撥水性を確認
フッ素の撥水効果を確認するために、愛用の靴で実験してみました。
始めに靴の表面をきれいに拭いてから全体的に軽く濡れる程度にスプレーをします。
①スプレーした直後の靴表面
スプレーをしたらそのままで15分から20分程乾燥させます。
乾燥した後で撥水効果を確かめるために表面に水を掛けてみました。
水を掛けた直後の写真は下のようになっており、大きな水滴となっています。
②15分程乾燥させた後に水をかけてみた
その後、靴を少しだけ傾けてみたところ、靴の上にあった大きな水滴はコロコロと靴の表面を流れおちて小さな水滴だけが残りました。
この小さな水滴も軽く息で吹くだけで転がり落ちました。
③少し傾けるだけでコロコロと流れ落ちた
布製のスニーカーにも効果抜群
撥水性の実験結果だけでなく、実際に家族が履いている白いスニーカーにも使っていますが、水を弾くことでシミや汚れが殆ど気になりません。
定期的にスプレーしてあげることで効果も持続していると思います。
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まとめ
今回の記事では防水スプレーの撥水性が発揮される秘密、AMEDAS防水スプレーの特徴、使ってみた感想についてお伝え致しました。
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