午前6時半、標高500メートルの山中は気温が22℃と風が吹くと半袖では少し寒いくらいだ。
一昨年の秋に大きなスズメ蜂の巣を作られたデッキの波板を点検してみたが、この季節になっても蜂の巣らしきものが何処にも作られていない。
大量の殺虫スプレーをデッキで使用したことの残留効果で蜂も寄って来ないのかも知れない。
しかも今朝は蚊や蟻のような小さな虫まで全くと言って良い程見当たらない。
恐らく早朝である事と風向きや気温湿度などが昆虫達の活動に影響していると思われる。
作業の邪魔になる虫が居ないので台風でデッキ上に溜まった枝や落ち葉の片付けをやる事にした。
山側の斜面には、コナラや松・桜などの大木が沢山自生しているので毎年この季節になると小屋の上に大きな木が倒れて来ないか心配になる。
1昨年の9月は毎週末の台風でアスファルト道路のヒビ割れした部分から大量の雨水が入り道路が崩落して修復するのに11月末まで掛かってしまった。
今年は、その苦い経験を活かして同じ様な事が起きないように対策する事にした。
とは言っても昨年の様に時間も取れないし、まだまだ残暑が厳しくて大きな容器でコンクリート作業をする気にはなれない。
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雨が止んでいる間に短時間でしかも効果のあるヒビ割れ対策方法は?色々と作戦を考えていたところ、ちょっとしたアイディアが浮かんだ。
それは簡単な事で、ヒビ割れしている部分にドライモルタルを乾燥したままホウキで隙間なく入れ込み、更にヘラで詰め込み上からジョウロで水をまく作戦だ。
早速ホームセンターでドライモルタルを3袋購入、20リットル入りのポリタンクとジョウロを準備。
資材を車に積んで雨が降り出す前の早朝に作業現場に向かった。
ドライモルタルの袋を開けて道路上のヒビ割れ発生箇所にスコップで運び、ホウキで隙間無く詰め込んでいった。細いヘラで詰め込み、更にホウキで表面を綺麗にならした。
最後に隙間に入れ込んだドライモルタルの上からジョウロで少しずつ水を染みこませた。
水が表面から吸い込まれたらもう一度水をまく。表面に少し水が溜まるくらいになればOK。
作業自体は30分程度で簡単に終わった。
数日後にヒビ割れ箇所の確認をしたところ綺麗に固まって隙間が全くない。
その後何度かかなりの雨降りがあったが、補修した部分は綺麗な状態を保ってくれている。
素人がやった応急処置ではあるが、ヒビ割れした部分に水が染みこまないようにするには一定の効果はあった。
ドライモルタルに水を入れて捏ねた物を隙間に詰め込むとムラが出来で中々綺麗に入ってくれない。
予め隙間を水で洗うと良いとは思うがそれだけの水量を持ち運ぶことも困難。
乾燥したままなら、細かい隙間の部分まで綺麗に入り込むので、コレは良いアイディアでムダもない。
練ってから詰め込む方法よりも、隙間に詰めてから水をまく!
この方法なら短時間で出来るし容器も汚れない。しかも水量は最小限で済む。
夏から秋に移り変わる早朝のひと仕事で良い汗をかいた(^_^)
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