こんにちは ご訪問ありがとうございます。
今回の記事はデッキの土台補修にボイド管と羽子板ボルトを使ってみた結果についてお伝えします。
有り合わせの材料でデッキ補修をする場合の参考になればと思います。
画像はコンクリート打ちっぱなしのままなのでご容赦ください。
目次
経年変化で基礎が沈下
始めに、今回補修が必要になった部分は20年以上経過したデッキの基礎部分で、経年変化で基礎の部分が沈下して隙間が開いてしまいました。
柱をコンクリートの基礎に乗せているだけだったので、雨水等で地盤が沈下してこのような状況になったと思われます。
ボイド管を使った修復
デッキの基礎は急傾斜地に石積みをして作ったものですが、昔の様に型枠を組んで生コンを流すのは体力的にもかなりキツイので今回は物置小屋の中に保管してあったボイド管を使って補修することにしました。
ボイド管は厚紙で出来た筒で独立基礎等に使われる事が多いです。
太さも色々有るので、用途に応じて使い分ける事が出来ます。
今回補修に使った物は内径150ミリの物です。
ホームセンターに置いてある物は長いので適度な長さにカットして持ち帰ることも出来ます。
ボイド管の外周にはラインが入っているので切断する時の目安になりノコギリでも簡単に切る事が出来ます。
※ボイド管をホームセンターで購入する場合は自分で切断して持ち帰る事を想定してマイノコギリを持参する事をお勧めします。(切断して貰える所もあると思います)
必要な備品と工具
①ボイド管
②ドライコンクリート
③羽子板ボルト
④水(2Lペットボトル)
⑤細い棒(コンクリート突き固め用)
⑥スコップ(コンクリート捏ね用)
⑦バケツ(ブリキで穴が明きにくい物)
⑧ボイド管の周りを叩く棒切れ
⑨ノコギリ
修復作業順序
基礎に使うボイド管の準備が出来たので修復順序を考えて段取り良く作業を進めます。
①傷んだ基礎の柱部分を切り取って、防腐剤と防水塗装を塗ります。
※木材は表面が傷んでいても芯材の部分は結構しっかりしているので、表面を剥がして内部が使えるようであれば再利用も可能です。
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②基礎の高さを決めてボイド管を必要な長さに切断します。ここでもノコギリを使いました。
※ボイド管の内側に埃等が溜まっていたら綺麗に掃除しておきます。
③基礎のコンクリート部分は汚れを落とし水をしっかりと含ませておきます。
④ボイド管に土台の木材を被せるようにはめ込み基礎の上に垂直に立てます。
※この時、ボイド管が傾くようであれば、下面に石や砂利を入れて傾きを修正します。
⑤ボイド管の設置が終わったら、コンクリートの準備です。
⑥ドライコンクリートに水を加えて練り上げボイド管の中に入れます。
※小さめのスコップで少しづつ、細い棒で突きながら詰め込みます。
⑧ボイド管の上面までコンクリートが入ったら、羽子板ボルトを差し込んで高さ調整します。
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※ボイド管の外周を軽く叩きながらコンクリートが隙間無く入り込むようにします。
⑨ここまで出来たら上面をならして固まるのを待ちます。
※おおよそ1週間はこのままにしておきます。
12月16日 ボイド管を外してみた
外周は少しザラザラしていますが、何とか形にはなっているみたいです。羽子板ボルトがコンクリート面から20㎝位は下に入ってるのでこの位置でボルト穴を開けて固定するつもりです。
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まとめ
今回は、デッキなどの土台を修復する場合には太さや長さを自由に選べて調整可能なボイド管による作業方法について簡単にまとめてみました。
型枠を組む作業に比べてDIYでも簡単に出来ると思いますので、デッキ等の傷んだ部分の修復にチャレンジしてみては如何でしょうか。
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