2022年10月4日 更新
こんにちは ご訪問ありがとうございます。
当ブログでは水耕栽培に関する記事を沢山取り上げていますが、今回は水耕栽培肥料として使っている微粉ハイポネックスを使う時の1000倍希釈液の作り方と沈殿する成分を撹拌させる方法についてお伝え致します。
目次
1000倍希釈液の作り方
微粉ハイポネックスを購入すると、箱の裏面に栽培する植物毎の希釈倍率が表示されています。
ハイドロカルチャーや水耕栽培では1000倍に薄めて使用するように書かれています。
ここでは、1000倍で薄めた溶液を作るために水を1リットルに対して1gの微粉ハイポネックスを加える方法で行います。
①水1リットルを計量してボール等に準備
②微粉ハイポネックス1gを準備
③水1リットルのボール内に粉末を入れて撹拌
④簡易EC測定器で濃度を確認します。
ここで、水を1リットルに対して1gの微粉ハイポネックスを加えると、PPM値の実測値として588になります(水や粉末の量で誤差は発生しますので目安です)
100PPM=EC値換算で0.2
つまりEC値としては約1.2程度と言う事になります。
但し、トマトやスイカ等の苗を定植する場合は若干薄くしておいたほうが蔓ぼけにならず安心です。
沈殿する成分を撹拌させる方法
微粉ハイポネックスの溶液が出来上がり、いよいよ苗を植え付けたいところですが、過去の経験から、溶液タンクの底の部分に粉末の成分が沈殿しやすいので、ここでは水中ポンプを使って、溶液を撹拌する方式を採用しています。
タンクの底に沈んでいるのもはカルシウムなどの成分で徐々に溶け出して根から吸収されるようですが、常に撹拌して溶液全体に成分を行き渡らせるようにする方が効果的かと思いテスト的に行うことにしました。
循環ポンプは鑑賞魚用を転用
ここで使っている撹拌様のポンプは自宅に在庫していた予備ポンプを使っています。
ポンプは底の方に設置してホースで上部から吐出させ空気も巻き込むようにしています。
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まとめ
微粉ハイポネックスの1000倍希釈液の作り方と、タンクの底部分に沈殿し易い成分を常に循環させて効果的に根に栄養を行き渡らせる方法についてお伝え致しました。
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