こんにちは、ご訪問ありがとうございます。
今回の記事では地元の森林組合で調達したコワを使ったログハウス風の物置小屋づくりについてお伝え致します。
目次
拘りそのⅠ 見た目をログハウス風にする
外周の材料は、森林組合の加工場から出た[コワ]丸太から角材にするときに出る四隅の材料で、皮付のままで購入しました。
このコワは当時、1束500円で購入出来ました。
現地まで軽トラックで運んでもらった後で、コワの皮むき作業が始まります。
一枚づつ丁寧に皮むきを行い、乾燥させてから防腐剤塗ります。
この作業を物置小屋全周分が張れるだけ行ないます。
これだけでもかなりの拘りと言えそう。
コワの皮むきをすると、ピカピカの桧材が現れ香りもツヤも最高なんです。
室内のインテリアにも使えそうなくらいに木目も色も綺麗。
拘りそのⅡ 味のあるドアの製作
シンプルで使い易くログハウスの下に置くのに相応しいデザインにしたい。
ドアの材料はホームセンターで購入して、物置小屋に現物合わせで加工しました。
購入した板を接着剤で張り合わせ、裏側に補強材をボルトで付けてあります。
ドアの枠にピッタリとはまり、開閉も極めてスムーズです。
しかも重量が有るので操作感も最高です。
車で言えば、高級車のドアを開閉する感触!
ドアノブも形の良い握りやすそうな枝を加工して使っています。
拘りそのⅢ 蝶番と鍵もそれなりに
ドアの蝶番には、デザインに拘りました。山の物置小屋って感じです。
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昔風の錠前(鍵)にも拘ってみました。
拘り物置小屋に拘りの物を補完
以上のような拘りで作った物置小屋は、台風で倒れた桜の木・ホウの木・楢の木等の使えそうな木の保管場所になっていました。
薄い板にして彫り物やコースター等にも加工して、結構実用的な保管庫です。
数年前の台風で山の斜面が崩れて、基礎の部分まで土砂に埋まってしまいましたが、辛うじて持ちこたえ何とか原型を留めていました。
しかし、屋根は木の枝が落下したことにより穴が開き、長い間乾燥させておいた木々も雨に濡れてダメになって結局は、薪ストーブ用の燃料になってしまいました。
屋根の修復には、コンパネを張りアスファルトルーフィングで防水処理をした上にポリカのブロンズ波板で仕上げました。
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最近では、朽ち果てたバーベキュー小屋の残骸や自宅から持ち込んだDIY材の保管場所になっています。
防虫・防腐処理
ドアの上部に隙間があるので、蜂が巣を作る心配が有りそうですが、防腐剤や防虫剤の保管庫にもなっているので、危険な蜂類は近寄りません。
※害虫から守るという意味では、これも拘りの一つかも知れないです。
この物置小屋はログハウスよりも古くて、製作してから何度も修復して来ました。
場所自体が風通しも良くないし湿気も多いので、外周には、ケミソート・又はクレオトップを使って木材の保護をしています。
杭や外壁に使うもので、コスパで考えると良い保護塗料です。
ケミソートもクレオトップも臭い自体がきつくないので、作業がし易いです。
拘りの物置小屋なので、木材保護にも拘って適材・適所のものを選択しています。
物置小屋の仕上げはやはりこれですね!
安くて思い切りよく使えるところも拘りかな?
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まとめ
デザインや材料・金具に拘って作り上げたログハウス風の物置小屋は愛着のある私の宝箱(ガラクタ入れ)になっています。
手入れをしながらこれからも長く使って行こうと思います。
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